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こんにちは、普段はフリーランスデザイナーとしても仕事をしています坂本です。
今回はWebデザイナーが求められるスキルをご紹介。
これからWebデザイナーを目指したい方に向けて、どんなスキルを習得する必要性があるのか、分かりやすく解説していきます。
Webデザイナーの求められる必須スキル
Webデザイナーとして仕事をする上で、求められるスキルは2つ。
・ツールが扱えること
ひとまずこれらはマストで、新卒のデザイナーや未経験の人はこれらをまず学ぶことが最優先です。
具体的なスキルレベルでいうと、Webサイトをデザインできるスキルですね。
デザインの基礎的知識
まず大前提としてデザインの知識がなければデザイナーとしての仕事は厳しいです。
具体的な例としては以下の通り。
- 基本原則(近接、整列、反復、コントラスト)
- フォント(基本的なタイポグラフィ)
- 配色
- レイアウト
この4つの項目は間違いなくあった方が良いです。
特に基本原則は必ず抑えておきたいところで、出典元として有名なノンデザイナーズ・デザインブックは必読といっても良いでしょう。
その他のフォントや配色、レイアウトといった部分もやはり必要な要素で、ある程度体系的に学べる本などは沢山あるのでそれらを勉強するのがおすすめです。
そうした知識を実際に手を動かしながらアウトプットしていけば、自ずと身についてきますよ。
まだまだ自信がない方は、こちらの記事で基礎知識が学べる本を紹介していますので参考にして貰えればと思います。
現役デザイナーが教える!初心者におすすめのデザイン本【グラフィック&WEB】
デザイン制作ツールが扱えること
お次はデザインを制作する上で必要なツール。
一般的にグラフィックデザイナー、WebデザイナーともにAdobe社のIllustrator、Photoshopは、多くの企業で採用されているツールなので、この2つは使用できた方が良いです。
そしてWebデザイナーであれば、これらに加えてFigmaやAdobe XDといった、Webサイトやスマホのデザインをするツールが必要になってきます。
最近ではツールも比較的増えてきおり、選択肢も広がりつつあるので、ぜひ色々試してみることをおすすめします。
まだ製作ソフトを揃えていない方はAdobe CCという月額の定額プランで全て揃えられます。
関連記事 : 【最安値】Adobe CCを安く買う方法を教えます【学生から社会人までOK】
ここまでの必須スキルの学習法について解説しておきます。
ノンデザイナーズ・デザインブックを読もう。デザインの4大原則について理解を深める。
※デザイン学習は実際に手を動かして学ぶ実践が大事です。必要異常に本を読んでも実践しなければ意味がありません。一旦、ノンデザイナーズ・デザインブックだけ読めばOKです。
Webデザイナーとしての制作ツールはいくつかあります。
- Photoshop(必須)
- Illustrator(必須)
- Figma・Adobe XD・Sketch(好みに応じて)
PhotoshopやIllustratorはまだまだ業界内でのシェアが圧倒的なので、抑えておくべきツールです。
ツールの扱いは実際に制作物を作りながら覚えていきます。勉強になる制作物はIllustratorであれば名刺の作成。Photoshopであれば切り抜き機能を使ったコラージュ作品。
最終的にはIllustratorとPhotoshopを使って架空のポスターを作れるようになるとGood。
最近では動画講座や関連書籍が充実しているので、それらを使いながら学習をすすめるのも良いです。
>> Illustratorの学習はこちら
>> Photoshopの学習はこちら
ある程度ツールについての理解も深まった段階で、Webサイトのデザイントレースを行います。
トレースとは、既存のプロのWebサイトを自分で1から再現するというもの。
Webサイトの情報は、Chromeのブラウザであれば「右クリック→検証」をクリックすることで各要素の情報が分かるので、それらを見ながら自分の環境でも再現してみましょう。
トレースは単に真似をするというだけですが、どのようなフォントサイズにしているのか、各要素の間隔はどのくらい空けているのかというのを学べるので、学習効率が非常に良いです。
トレースした作品は就職・転職活動でポートフォリオに組み込むことも可能ではあるので、トレースを繰り返しやって学習していくと良いでしょう。
Webデザイナーであると良い3つの追加スキル
ここからは必須スキルではなく、追加で習得しておくと良いスキルの紹介です。
追加スキルを学ぶメリットとしては、業界内での自分自身の市場価値が上がることにあり、その恩恵は仕事におけるポジションや年収といった部分に大きく反映されます。
今回は3つの主なスキルをピックアップしました。
・SEO
・マーケティング
コーディング
コーディングというのは、デザインをWebサイトやスマートフォンに反映させるためにソースコードを記述すること。
ざっくり、デザインをコンピューターが認識できるようにする作業ですね。
本来はデザイナーの仕事ではないのですが、コーディングの知識があるとエンジニアとのコミュニケーションがスムーズになり、連携がとりやすくなります。
なんだか難しそうですが、ある程度HTML / CSSの記述ができればOKです。(Javascriptなど高度な記述は基本的には不要)
そんなに難しくもないので、本などでサクッと勉強すれば出来るようになります。
HTML / CSSを学ぶのにおすすめの本は「作りながら学ぶ HTML/CSSデザインの教科書」です。
写真も豊富で初心者向け。
【最新】初心者がHTML/CSSを勉強するのにおすすめの本&サイト
コーディングについて学べるサイトはいくつかありますが、Progateというサイトで手軽に学ぶことができます。
HTML / CSSのコースを重点的に学びましょう。
デザインの学習でWebサイトのトレースをやっていますので、それをコーディングしてみましょう。
こちらも既に正解を確認できるので、効率よく進めることが可能です。
SEO
Webサイトの制作で大切になってくるのがSEO(検索エンジン最適化)です。
SEOというのは、Googleなどの検索エンジンで特定のキーワードに対して上位表示されやすくするための技術。
これらを最適化することで、サイトに訪れる人の数を増やすことができます。
そんなSEOですが、デザイナーであっても知っておきたいところ。
例えば、よくあるミスとして、テキストを画像としてサイトに表示してしまったりとかですね。
これは何故駄目かというと、Googleなどの検索エンジンではテキストの情報をベースとして読取っているので、画像ファイルだと認識できないんです。
このような検索エンジンが理解しやすい表現があります。
マーケティング
先程のSEOにも繋がってくるところですが、デザイナーはとにかく綺麗なデザインを作ることだけに意識がいってしまいがち。
もちろんそれがデザイナーの仕事でもありますが、どんなサイト、アプリにも依頼側の意図が必ずあるのです。
そこでマーケティングの視点・知識があると、非常に重宝します。
つまり俯瞰してみるとデザインは、マーケティングの上に存在することが多く、あくまで最終的なゴールは綺麗なデザインを見せることではなく、販売促進。
見栄えの良いデザインではなく、売れるデザインをするべきで、このあたりの感覚はマーケティングの視点がなければ非常に難しいです。
かくゆう僕自身もマーケティングとデザインをかけ合わせて仕事をすることを武器としています。
マーケティング・SEOに関する学習は体系的にまとまった情報を読むだけでは中々理解は深まらないので、こちらも実践ありきで学習すると良いです。
② 書籍などでSEOを学びながらコンテンツ作成
③ 実際に商品を売る(アフィリエイト可)
④ SNSなど他の集客媒体もやってみる
Webマーケティングの独学方法をプロが徹底解説!今すぐ取り組むべきこと
Webデザイナーとしてのスキルはスクールでの学習が効率良い
今回はWebデザイナーに必要なスキルに加えて、学習方法についても解説しました。
ご紹介した方法で実際にスキルを身につけることも可能ですが、やや時間がかかってしまい、実際に教えてくれる人もいないという問題もあります。
人によっては遠回りしてしまうことも十分あるので、学習期間を短縮したい、最短距離で学習をしたいという人はWebデザインスクールで学ぶ方が手っ取り早いです。
Webデザインスクールで学ぶメリットは以下。
・専門学校や大学に比べて費用が安い
・プロのデザイナーがメンターとして入るので、疑問点の解消がしやすい
・デザインからコーディングまで一貫して学習カリキュラムに組まれているので、卒業後にWebデザイナーになれる
ぜひ興味のある方はWebデザインスクールでの学習を検討してみてください。
【まとめ】Webデザイナーに必要なスキル
以上がWebデザイナーに必要なスキルでした。
- 【必須】デザインの基礎知識
- 【必須】デザイン制作ツールが扱えること
- 【+α】コーディング
- 【+α】SEO
- 【+α】マーケティング
ぜひ1つずつ身につけられるように頑張りましょう!