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実務経験1年の新人デザイナーの転職方法について、スキル不足や労働環境など転職理由を明確にし、ポートフォリオ作成と転職エージェント登録が重要です。
ポジティブな転職理由を持ち、ポートフォリオで実務経験をアピールすること、専門の転職エージェントを活用して求人を探すことが、成功への鍵となります。
特にデザイナー向け転職エージェントのレバテックキャリアや、クリエイター特化の転職サイトのマスメディアンを利用することがおすすめです。
今回は実務経験1年の新人デザイナーが転職する方法について解説。
何らかの事情があって会社を辞めてしまったが再就職したいというデザイナーに向けて、どのような手順で転職活動を進めていくか。
今後のキャリアを考えた上でのポイントを紹介していくので、ぜひ参考にして下さい。
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デザイナー1年目でやめても良いのか
そもそもデザイナー1~2年目の段階で会社をやめてしまっても良いのか不安な方も多いでしょう。
結論としては心配する必要なし。
正当な理由があればやめて次に行けばOKです。
1年目のデザイナーによくある転職理由から、転職という選択肢が効果的なのかどうかなど含め少し深堀りしていきます。
1年目のデザイナーによくある転職理由
1~2年目のデザイナーが転職したいと思う主な理由は以下。
・やりがないのない仕事
・残業が多いなど労働環境に関して
これ結構多い理由なのですが、新人デザイナーの最大の悩み「スキル不足」です。
デザインの仕事は修正依頼などフィードバックがダイレクトに来る上、何度もディレクターのOKがでるまでやり直す必要があります。
いわゆる裁量に関するもので、新人のデザイナーは画像のトリミングや素材集めなど地味な末端の仕事が多いです。
上流から関われる仕事もそうそうないでしょう。
果たしてこんな仕事を続けていて、自分のスキルアップに繋がるか不安になるはず。
デザイナーあるあるといっても良いほど、締め切り前の追い込みはよくあります。
長時間労働になることも珍しくなく、残業が多い制作会社も沢山あります。
この辺りの問題は過去にもニュースなど話題にはなっていますが、まだまだ業界全体でしっかり対策ができているかというと微妙なところ。
その悩みは転職して解決しますか?
ここで意識しておきたいのが、果たしてその悩みの対処として転職という選択肢がふさわしいかどうかです。
基準としては自分の努力によって解決できるか、時間が解決してくれるものかどうかです。
例えばスキル不足など、自分の経験不足からくる問題は誰しもぶつかる壁ですし、本人の努力次第で解決するポイント。
しかし、どれだけ頑張っても正当に評価してくれない会社や上司の存在、パフォーマンスが低下するような労働環境などは本人の努力ではどうしようもない事が多いです。
自分がその問題に対してコントロールできる範囲が少ないのであれば、転職という選択肢はかなり有効だといえます。
- 労働時間や人間関係などの労働環境
- 仕事内容に関するもの
→主な理由が外的要因であれば転職は有効
- スキル不足
→新人ならあるある。努力&時間が解決してくれることが多い。
1年目のデザイナーが勘違いしがちなこと
ここで補足ですが、よく1年目のデザイナーが勘違いしてしまうことがあります。
よくあるのが、1社目の経験で業界への認識を決めてしまうこと。
例えばデザイナーってこんなにつらいんだ、別の職種への転職もありだな…と思ってしまうことも多いですが、デザインの仕事は業界や会社によって結構違ってきます。
例えば、制作会社からメーカーのインハウスデザイナーになるだけでもクライアントワークではなくなったりするので、仕事内容に違いがあったり。
今いる会社が業界のスタンダードとは思わない方が良いです。
転職には職務経歴書という、業務内容で貢献したことなどを書く欄がありますが、これを必要以上に気にする人も多いです。
「今いる会社で活躍できていないから、転職できないかも…」という思考ですね。
5年以上やっているベテランであれば完全アウトですが、1~2年目で必要以上に成果を気にする必要はないです。
デザイナーはどれだけ転職しても大きな影響なし
こんなに短いスパンで転職して大丈夫なのかと心配する気持ちも分かりますが、デザイナーは他の職種より転職が多い職種でもあります。
一般職に比べて倍以上の転職回数も珍しくなく、こうしたスキルを持った専門職は転職を重ねるごとにキャリアアップをしていくのが特徴。
転職の回数や期間を必要以上に心配する必要は全くありません。
1年目で辞めたデザイナーでも転職はできる
1~2年目のデザイナーでも転職は可能
結論を先に言っておくと、実務経験がたとえ1年未満でも転職は可能。
最近では未経験からデザイナーになる人も多く、デザイナー人口も増えていて求人もしっかりあるので、あまり心配する必要はないです。
とはいえ、決して簡単というわけではありません。
詳しくは後ほど解説しますが、デザイナーの転職に求められるのは経験やスキル。
1年そこらでの経験だとそもそもの応募条件すらクリアできない事も多いです。
また、次の転職がすぐに決まっても、1年たたずに辞めてしまうと、その次の転職において心象も良くない上、ハードルがどんどん高くなってしまうでしょう。
ですので、次の会社は軽く決めるのではなく、求める条件を満たすかどうかなど、しっかり精査して転職すべきです。
デザイナーの転職は実務経験を重視する
転職は可能という話をしましたが、デザイナーの転職において重視されるのが実務経験。
多くの応募条件に実務経験の欄があり、目安としては実務経験2年以上という設定がされていることが多いです。
これを読んでいる方だと恐らく条件を満たしていないことの方が多いので、一般的な2~3年働いて転職するという人よりかは、選べる企業の選択肢は限られてきます。
また、転職はキャリアアップとして有効な手段ですが、1~2年目で辞めた場合の転職だとキャリアアップは難しいです。
つまり、今の会社の給与が低いから転職するといっても、次の会社も給与水準は同じレベルになる可能性が高いでしょう。
とはいえ、給与以外の条件面は良くなることもあるので、例えば残業が多すぎる、会社に将来性を感じないといった転職理由であれば望みはあります。
実務経験1年の新人デザイナーが転職する方法
ここから具体的に実務経験が少ない新人デザイナーが転職をする方法を具体的に解説。
やることは3つのみ。
- 転職理由の明確化
- ポートフォリオの制作
- 転職エージェントへの登録
ポジティブな転職理由をもつこと
1年足らずで辞めた場合に大事になってくるのが転職理由。
経歴だけをみると、「忍耐力がない人間」と見られる可能性が大きいので、できるだけポジティブな転職理由を持つようにしましょう。
もし、ポジティブな理由が見つからないのであれば、何がダメで何が良かったのか、次の会社とはやりたいことが一致しているかどうか、といった事を言語化しておくことです。
これは面接や書類にも書くことになるので、最初になぜ転職するのかという理由を明確にしましょう。
ポートフォリオに力を入れる
次に重要なのがポートフォリオ。
1~2年とはいえ、実務経験はあるのですから、前職でどんなことをしていたのかが分かるポートフォリオを作成しましょう。
この時に大事なのは制作プロセスや自分の役割、業務での学びなどを細かく記載しておくことです。
経験の浅いデザイナーの転職は、ポテンシャル重視での採用も少なくはないので、自分がどれほどのポテンシャルがあるのか、どんな価値提供ができるのかが伝わるポートフォリオを作成しましょう。
転職エージェントに登録する
ここまでは転職活動のいわば準備。
実際に活動する上で大事なのが転職サイトですが、今回のケースだと職歴が浅いので見方によっては不利な転職になりかねません。
一般的な転職サイトでも、実務経験1年未満で転職可能な求人もあるかもしれませんが、母数が多くない上、効率が悪いです。
そこで活用して欲しいのが転職エージェント。
転職サイトとは違い、専門スタッフがヒアリングした上でおすすめの求人を紹介してくれるサービスで無料で利用することができます。
デザイナー向けにレバテックキャリアという転職エージェントがあり、求人探しから転職活動の対策や日程調整などもやってくれるので、できるだけ早く転職したい人や、今もなお会社に勤めながら転職活動をしたいという人には非常におすすめです。
デザイナーの転職には必要不可欠なエージェントなので、ぜひ積極的に活用して下さい。
【補足】クリエイター特価の転職サイトも併用すると良い
エージェント1本でも大丈夫だとは思いますが、すでに休職していたり、転職活動に少しでも時間がとれるという方は転職サイトも併用することで、より効率よく内定獲得ができます。
単純にエージェントでは紹介されない求人とも出会えますし、それにともなって応募数も増やせるので、より早い転職も可能です。
デザイナーにはマスメディアンという転職サイトがおすすめです。
こちらもデザイナーに特化しており、広告業界やWeb業界の求人が多いので、能動的に活動するには非常に良いサイト。
① 最初に紹介したレバテックキャリア
② 転職サイトのマスメディアン
転職エージェントは転職サイトよりも内定率が20%高くなるというデータもあるので、まずはエージェントを検討し、余裕があれば転職サイトも使うというのがおすすめ。最初から両方とも利用できるなら2つとも登録しておくべきです。
【まとめ】1~2年目の新人デザイナーが転職する方法
今回の記事のポイントです。
- 1~2年で辞めても転職は可能
- 実務経験2年以上の求人が多いので、次に転職するときは実務経験2年以上で臨むようにしよう
- 転職理由を明確にしておく
- ポートフォリオをしっかり制作する
- 転職エージェントへの登録
- +α 転職サイトも活用できたらする
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