フリーランスデザイナーの名刺は必要か?必須項目と作り方も解説

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こんにちは、フリーランスデザイナーの坂本です。

今回はフリーランスデザイナーにとって名刺は必要なのかというテーマで解説していきます。

これからフリーランスデザイナーとして独立を考える人やすでにフリーランスデザイナーとして仕事をしている人は参考にしてもらえればと思います。

この記事で分かること

  • フリーランスデザイナーの名刺の必要性
  • 名刺の作り方と注意点
  • 名刺より優先すべきこと

フリーランスデザイナーの名刺の必要性

結論ですが、フリーランスデザイナーに名刺は必ずしも必要なものではありません。

完全在宅で仕事が完結するなら不要ですし、オフラインの打ち合わせがあるのであればあった方が良いです。

ちなみに僕自身は名刺を作っていませんが、仕事はフルリモートなので全く困りませんし、正直なところ、あまり名刺に対して大きな価値を感じていないというのもあります。

というのも名刺の役割は自分の情報を相手に伝えることにあると思いますが、今の時代、SNSやWebサイトといった媒体があれば情報なんてすぐに共有できます。

極論ですが、名刺ではなくその場でSNSを交換する方が、毎日タイムライン上に自分の存在が表示されるわけですし、今後の仕事にも繋がりやすいんじゃないかと思っています。

とはいえ、あっても困るものでもないので、余裕がある人は作ると良いかも知れませんね。

基本スタンスとして必要な場面に備えておきたいなら作ればOK。基本在宅で名刺の必要性を感じていないなら作らなくてOKです。

フリーランスデザイナーの名刺の作り方

ここからは名刺を作ろうと思っている方に向けて、ポイントを解説していきます。

名刺に記載する情報

実際に名刺を作る上で記載すべき情報は以下の通り。

・名前(フリガナ)

・屋号や社名があれば記載

・肩書き

・住所

・電話番号・メールアドレス

・Webサイト・SNSのURL

名前は本名?ハンドルネームは不可?

デザイナーをはじめとするクリエイティブ職にみられる傾向としてハンドルネームで活動しているケースがあります。

その場合はハンドルネームを記載してもOK。

必ずしも本名である必要はないです。

住所の記載はどこまで?

住所に関しても人によっては教えたくないという人も多いはず。

特にフリーランスデザイナーであれば、事務所を構えている人なら良いですが、自宅で仕事をしている人は住所を記載するのに抵抗があるでしょう。

解決策としては住んでいる都道府県、市区町村あたりまでの記載です。

完全に住所を記載しないという手もありますが、あまりおすすめしません。

例えば、打ち合わせなどが発生した場合に打ち合わせ場所を決める予測が立てられてないため、コミュニケーションコストがかえって増えます。

番地までは書く必要はありませんが、市区町村あたりまでの記載をおすすめします。

やりがちな名刺のミス

会社員時代から名刺交換の場はそこそこあったので、実際に貰った名刺から名刺作成においてのありがちなミスを挙げておきます。

名刺の厚みに注意

名刺は個性が強く出るものでもあります。

特にクリエイターさんの名刺なんかは紙質や名刺の厚みなどの素材までこだわっているものを度々見かけます。

紙自体の表面素材は別になんでも良いですが、厚みには要注意。

名刺の厚さがあまりにも大きいと名刺入れに入らない、仮に入ってもかさばって迷惑になることも少なくないです。

目安は印刷会社にもよりますが、厚さ 約0.20mm~0.24mmの薄口とよばれる名刺を選ぶのが無難。

巷では名刺は厚ければ厚いほど信頼も厚いという話もありますが、受け手としては前述の通り、迷惑になりうるので厚すぎるのは避けましょう。

フォントサイズは実物で確認を

名刺のデザインで余白を大きくとって、小さめのフォントサイズで配置する洗練されたデザインのものが人気だったりします。

情報量が多くごちゃついたデザインより、かなり良いとは思いますが稀にフォントサイズ小さすぎて視認性が悪いパターンも見かけますね。

あくまで名刺は自分の紹介をするツールで、情報を正確に伝えることが最優先です。

名刺のデザインにこだわりすぎて情報が正確に伝わらないということには注意しましょう。

仕事でよく名刺の作成をするので、僕がよく作る名刺の各要素のサイズもまとめておきます。

名刺のサイズ

  • 91×55mm
  • 役職 7px
  • 名前 16px
  • フリガナ 6px
  • 連絡先などの情報 6px

6px以下に設定すると段々見づらくなってくるので、6px以上で設定すると間違いないです。

印刷会社について

名刺の印刷を依頼する業者ですが、ラスクルがおすすめ。

ラスクルに出会う前はキンコーズとかよく使っていましたが、ネットで全て完結して品質の高いラスクルをよく利用してます。

フリーランスデザイナーが名刺より大事にすべきもの

僕はあまり名刺を重要視していないという話をしましたが、これには明確な理由があります。

それは、名刺より優先すべきものがあるためです。

新規の仕事獲得や、人脈づくりという点で名刺を作ろうとしているのであれば、以下の2つが前提としてまず出来ているかを確認しましょう。

・ブログやSNSでの発信

・ポートフォリオ

ブログやSNSでの発信

ネット上での発信できていますか?

これをちゃんと出来ているフリーランスデザイナーってそこまで多くないかなと思います。

繰り返しになりますが、極論、SNSあれば名刺いらないと思っているので名刺に時間かける前にSNSの開設に時間をつかいましょう。1~2分で登録できます。

開設すべきは以下のSNS。

  • Twitter(顧客獲得が可能)
  • Facebook(継続的な関係を築ける)

Twitterは顧客獲得に向いています。

デザインに関するノウハウなどをツイートしつつ、ダイレクトメッセージを開放しておけば、仕事の依頼がくる可能性が高い媒体です。

Facebookは完全実名制なので、すでに仕事をしたことがある人と継続的な関係性を続けるために向いているSNS。

ちなみにMessengerというコミュニケーションツールが使えるので、仕事のやりとりもここで完結できます。

発信を続ければ営業は不要になる

上記SNSを活用すれば、仕事をとるための営業はぶっちゃけ不要です。

情報発信は多くの人に効率よく届けられるかつ、事前に過去の実績などを公開しておけば、あなたに依頼しても良いなと思っている人が問い合わせてくれます。

つまり、ある程度事前にスクリーニングをかけることができるので、ミスマッチが起こりにくく、あなたにとって有益な相手が来てくれやすいです。

ぼっち系フリーランスデザイナーの営業方法【やることは3つだけ】

ポートフォリオ

SNSを開設したらポートフォリオです。

上記でも言いましたが、ポートフォリオを持っておくことで自分のスキルを事前に共有することができて、ミスマッチが起こりにくくなります。

どんな方法で仕事を取ってこようと、ポートフォリオの提出はほぼ確実に言われます。

ポートフォリオがないと仕事を受けることは非常に難しくなるので、まずはポートフォリオの作成に取り掛かりましょう。

これもSNSとの相性を考えるとWeb上で公開できるポートフォリオが便利です。

就活とかだと紙媒体のポートフォリオが一般的ですが、フリーランスデザイナーとして仕事をする上で紙媒体でポートフォリオを見せる機会ってそうそうないので、Web上でサクッと作ればOK。

もしも、グラフィックデザイナーの方でWebポートフォリオが作れないという方はPORTFORIO BOXというサービスを利用するとWeb知識がなくても、すぐに作れます。

フリーランスデザイナーが仕事をとる方法

最後にフリーランスデザイナーが仕事をとる方法について軽く解説しておきます。

名刺をはじめとする、今回紹介したものを用意した上で、次に起こすべきアクションですね。

フリーランスデザイナー向け案件サイトの利用

フリーランスデザイナーであれば絶対にやっておくべきなのが、案件サイトの利用です。

仕事を獲得する上で最も効率が良く、駆け出しフリーランスにもおすすめ。事業者が仲介しているので、フリーランスによくある未払い問題なんかも防げます。

おすすめはレバテッククリエイターです。

このサイトはいわゆるエージェントサービスを提供していて、デザイナー向けに事前にポートフォリオや経歴を聞いた上で、おすすめの案件を紹介してくれます。

一度登録してしまえば、毎週新着案件をお知らせしてくれるので、完全に営業不要で仕事を獲得できます。

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【まとめ】フリーランスデザイナーに名刺は必要か

今回の記事のポイント。

ポイント
  • 名刺は必ずしも必要ではない
  • オフラインでの打ち合わせがあるなら作るべき
  • 名刺より優先すべきは「SNSの開設・発信」「ポートフォリオの作成」
  • 仕事の獲得はレバテッククリエイターが効率良くておすすめ

間違っても必要でもないのに名刺を作って、異業種交流会で名刺交換しまくるといった無駄な事はしないようにしましょう。(意外と多いです)

フリーランスデザイナーの異業種交流会は時間の無駄です【解決策あり】

ぜひフリーランスデザイナーとして活躍できるよう、今回の記事を参考にしてもられば幸いです!

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