デザイナーが大企業へ転職する方法!対策ポイントを徹底解説

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デザイナーが大企業に転職する際のメリットとしては、大きなプロジェクトへの参加や年収の向上が挙げられます。しかし、大企業での採用は実務経験やディレクション経験を重視し、ポートフォリオの質にも注目しています。

また、転職エージェントの利用が有効であり、特に大手広告代理店への転職は中途採用が少なく難易度が高いことも指摘されています。

大企業への転職を目指すデザイナーは、ポートフォリオのブラッシュアップや転職エージェントの活用が推奨されます。

今回は大企業への転職というテーマで、デザイナーが大企業へ転職する方法について解説していきます。

これから転職を考えている方はぜひ参考にして下さい。

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デザイナーが大企業に転職するメリット・デメリット

まず前提としてデザイナーが大企業に転職するメリット、デメリットをあげていきます。

大きなプロジェクトに参画できる

大企業では基本的にプロジェクトの案件も多く、1つ1つの規模も大きいです。

それ故、関わる人の数も多く、デザイナーといえどアートディレクターをはじめとするディレクター職から実際に手を動かすデザイナーのポジションまで多岐にわたります。

これから転職を考えているのであれば、自分がどのポジションでどのような役割を担いたいのかを明確しておく必要があります。

これは大企業に限らずデザイン業界にいえることですが、基本的にクライアントワークになるので、急を要する対応もありますし、大きなプロジェクトだと仕事量も多いです。

「大企業=大型案件」と聞くとメリットばかりが見えてきますが、応募の際はしっかりと職場環境についてもリサーチしておく必要があります。

年収アップ

前述の通り、案件の規模が大きく、大企業ともなると下請けではなく上流から関わることになります。

つまり、会社としてもかなりの額の売上が見込めるので、おのずと社員への待遇も良くなります。

特に年収は大企業への転職において、かなり大きなメリットとしてあげられるでしょう。

年収のレンジでは500~1000万といったところで、一般的なデザイナーの平均年収450万円よりは上回ることが多いです。

やや幅はありますが、特にアートディレクターなどのポジションだと800~1000万円は見込めるはず。

デザイナーに特化した求人サイトマスメディアンなんかでは、登録すると実際にこうした案件が見れます。

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執筆時点では大手キー局のデザイナー、ゲーム関連企業のUIデザイナーといった職種でいずれも500~1000万円の年収です。

代理店に限らず、大手企業を狙うのであれば利用すべきサイト。

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【補足】大手広告代理店の中途採用は少ない

デザイナーであれば電通や博報堂といった大手広告代理店に興味を持つ方も多いはず。

ですがこうした多くの広告代理店では、中途採用が非常に少ないので、新卒採用同様に狭き門です。

募集は基本的に各社の公式サイト、一部の転職エージェントで非公開案件として扱われていることもあります。

希望する会社が募集していない場合は潔く諦めるしかありません。仮に募集再開しても数年単位空くことも珍しくありませんし、そもそもの目処が立たないので、諦めて他の会社を探しましょう。

大企業が中途デザイナーに求めること

ここからは実際に大企業が中途デザイナーに求めることを解説。

ぜひ転職活動に役立てて貰えればと思います。

2年以上の実務経験

デザイナーのような専門職は実務経験が必要です。

中小企業ではたまに未経験もありますが、大企業の中途採用で未経験はほとんどありません。

年数で言うと2年以上という設定をしているところが多く、未経験者がいきなり大企業のデザイナーを目指すというのはかなり難しいかと思います。

とはいえ、少しずつステップアップしていけば不可能な話ではないので、実務経験が少ない・未経験だと言う方は以下の記事を参考にして下さい。

実務経験ゼロでもデザイナーとして転職するには?現役デザイナー解説

ディレクション経験は優遇される

ベースとして実務経験が必要なうえで、特にディレクション経験は優遇されます。

最近では35歳以上の転職者が増えており、いわゆる中間管理職のポジションの採用も増えています。デザイナーでいうところのアートディレクターなどですね。

今はまだ現場のデザイナーとしての転職を考えているという人も、企業は将来的にディレクターポジションとしてもポテンシャルがある人材を求めていることも少なくはないです。

これまででディレクションの経験がある人は、積極的にアピールすべきでしょう。

転職活動はとにかくポートフォリオに力を入れる

大企業ともなると応募総数も多いです。

デザイナー職は、ポートフォリオで一気に応募者を絞り込みます。

ですので、これから転職を考えている方はまずポートフォリオを徹底してブラッシュアップしましょう。

ポートフォリオで気をつけるべきポイントは以下の通り。

  • 短時間でわかりやすく伝えられるものを(量が多い場合は別冊子などにする)
  • 作品の説明だけでなく、プロセスを説明する(ロジカルに説明できれば説得力が増して良いです)
  • 会社に合わせてアプローチを変える

特に会社に合わせてアプローチを変えるというのは大変ですし、中小規模の会社であれば最悪使い回しでも良いかも知れませんが、ハードルの高い大手企業では、それぞれの会社に合わせた構成を練りましょう。

例えばWeb系の仕事が多ければWebデザインスキルを重点的にアピールするなど。

大企業への転職は一筋縄ではいきません。できるだけの力を注ぎましょう。

【最後に】大企業への転職は対策が必要です

ここまで大企業の転職事情や、デザイナーが転職に向けて気をつけるべきポイントなどを紹介しました。

いずれにせよ、大企業への転職はしっかりとした対策が必要です。

ですが、今の仕事があるという方も多いでしょうし、忙しくてポートフォリオをブラッシュアップする時間もないという人も多いはず。

そこでぜひとも活用して欲しいのが転職エージェントです。

転職サイトと違い、サポートがあるので、大企業への対策もバッチリ。

レバテックキャリアというデザイナー向けの大手転職エージェントであれば、こうしたデザイナーならではの対策も可能ですし、求人紹介から日程調整、年収交渉に至るまで無料でサポートしてくれます。

大手IT企業の求人情報も掲載されており、大企業のデザイナー募集も見つかります。

これから大手を目指して転職活動するなら必要不可欠なエージェントです。

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最後になりますが、ぜひ今回の記事を参考にアクションにつなげて、転職成功させて下さい!応援しています。

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※一般的に内定率は転職エージェントを利用した方が20%ほど高いとされています。転職エージェント×転職サイトの利用で内定率は高まりますので、転職意欲の高い方は両者とも利用すると良いです。