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こんにちは、フリーランスデザイナーをしています坂本です。
今回は近年ますます需要が増していているWebデザインスクールを厳選して紹介します。
デザイナー目線での解説はもちろんのこと、各社を比較しながらどのスクールが良いのか、Webデザインスクール選びのお手伝いができればと思います。
ぜひ、参考にしてみて下さい!
Webデザインスクールの選び方
前提として、Webデザインスクールは、オンラインとオフライン(対面・教室)での受講に分かれます。
- 時間場所を問わずパソコン1台で学習できる
- 費用が抑えられる
- 基本はオンライン教材で学び、チャットやビデオ通話で質問をするスタイル
- 指定された教室で学習
- クラス制は少なく、基本的には個別での指導が多い
- PC貸し出しなど学習環境は良いがオンラインに比べて費用は高め
どちらもメリット、デメリットがあるので自分の学習スタイルに合わせて選択すればOK。
オフラインは対面での手厚いサポートが受けられるのがメリットですが、毎回通学する必要があるので社会人や主婦の方など時間にゆとりがない方は注意が必要です。
リーズナブルな価格で自分のスケジュールに合わせて学習したいならオンラインのスクールがおすすめ!
また、学習のスタイルはテキスト教材と動画教材の2つが多く、必要に応じて講師がスポットでサポートするという形です。
小中学校のような先生が教壇に立って一斉に授業をするというスタイルはあまり多くはありません。これに加えて、最近ではビデオ通話による受講も増えています。ぜひ参考までに。
おすすめのオンラインWebデザインスクール
まずはオンラインで学べるWebデザインスクールを紹介。
いつでも好きな場所から好きな時間に学ぶことが出来るので、継続がしやすく、料金も比較的リーズナブルなのが特徴。
ランキングは以下の通りです。
社会人や子育て中のママまで時間に余裕がない方に向いているよ!
第1位 Code Camp【オンライン】
CodeCampはプログラミングスクールとしての認知が大きいですが、Webデザインについても、早い段階から取り入れており、数あるWebデザインスクールの中では特におすすめしたいスクール。
個別指導を徹底しており、最短でも2ヶ月からの受講ということで、本格的にWebデザイナーとして仕事をしたいという方におすすめ。
またオンラインといえば、チャットなどでの相談が魅力ですが、Code Campはとにかく対応時間が他社に比べても長いです。
オンラインのマンツーマンレッスンを採用しており、レッスン回数は無制限で、対応時間は7時から23時40分まで。カリキュラムはテキストベース。
未経験からWebサイトの制作まで行えるレベルまでをサポートしてくれます。(以下、課題例)
課題例(学べるもの)
・観光情報サイトの作成
・カフェのホームページの作成
・写真加工、バナー・ロゴ制作
・レスポンシブ対応のWebデザイン
じっくり時間をかけて、未経験からWebデザイナーとして仕事をしたい方はCode Campは非常に良い環境になるでしょう。
- オンラインでいつでも学べる
- 分からないところを詳しく聞けるマンツーマンレッスン
- レッスン無制限で、完全習得まで繰り返し添削してくれる
無料体験あり
価格については3つのプランがあります。(分割払い可能)
- 2ヶ月プラン 148,000円
- 4ヶ月プラン 248,000円
- 6ヶ月プラン 298,000円
マンツーマンレッスンを採用している割には良心的な価格かと。
Webサイトデザインはものによりますが、1つの案件で10万円以上の単価も普通にあるので、一度学べば早い段階で回収できます。
codecampでお気に入りの先生、FBがすっごく丁寧なんだよなぁ。本当に神。全部教えるのではなく、調べさせるところは調べさせるし、人気なのがわかる。
X(旧Twitter)
CodeCamp レッスン終了しました! 初めてのレッスンで少し緊張してましたが、講師の方が優しく丁寧だったのでリラックスして受けることができました。 このペースなら今週中に最終課題までいけるかな?— ぼくじょうさん@牧場勤務からコーダー (@bokujou_3) November 12, 2019
X(旧Twitter)
CodeCampでは無料体験を行っていますので、まずは体験してから決めるのがおすすめです。
無料体験あり
第2位 Tech Academy【オンライン】
続いておすすめしたいのがテックアカデミーのWebデザインコース。
今回のスクールの中で、オンライン・オフライン含めた上で最も費用を抑えることのできるスクールでもあります。
最短4週間で学ぶことができ、Webサイトのデザインだけでなく、UI /UXといったアプリデザインのコースも用意されている数少ないスクールです。
マンツーマンでメンタリングを受けることができ、毎日チャットでいつでも相談ができるサポート体制があるので、オンラインでも非常に挫折にしにくい環境。
カリキュラムについても最短で結果が出せるように組まれており、デザインの基礎知識はもちろんのこと、最終的には自分のオリジナルWebサイトを作成することが出来るようになります。
また、Webデザインに付随して、他のコースをセットで受講することもできるので、「Webデザイン+WordPress」「Webデザイン+Webマーケティング」といった学び方もできるのが特徴。
幅広いコースの中から、最短で低価格で学べるスクールです。
先程のCodeCampではWebサイトの制作がメインでしたが、TechAcademyはWebデザインだけでなく、UI /UX(アプリのデザイン)までコースとして存在するので、アプリのデザインを学びたいなら現状はTechAcademy一択です。
- Webデザインコース…Webサイトのデザイン
- UI / UXデザインコース…スマホアプリのデザイン
こちらもCodeCampと同様で、個別にサポート内容を最適化。
専属でパーソナルメンターがついて、最終的にはオリジナルのサイト(アプリ)を企画、設計、デザイン制作まで出来るようにサポートしてくれます。
カリキュラムはテキストベースのもの。
Webデザインコースで学べるもの
・レイアウト・配色・タイポグラフィ、Webデザイン原則
・HTML/CSSの理解とコーディングスキル
・画像加工・ワイヤーフレーム・Git/GitHubの理解
・モバイルデザインの理解とレスポンシブデザイン対応
・JavaScriptライブラリ・Sass/Compassによる効率的な制作
・オリジナルWebサイトのデザインスキル
UI / UXデザインコースで学べるもの
・Sketchを使ったワイヤーフレームとデザインスキル
・Photoshopでの画像加工
・プロトタイプの作成
・ペルソナ・カスタマージャーニーマップの作成
・iPhone・Androidそれぞれのデザインガイドラインの理解
・ユーザビリティを意識したアプリデザインのスキル
- オンラインでいつでも学べる
- 専属のパーソナルメンターがつく
- Webサイトだけでなく、アプリのデザインも受講できる
学習システムを体験できる無料体験もありますよ!
無料体験あり
価格については4つのプラン。
- 4週間プラン(社会人 149,000円、学生 129,000円)
- 8週間プラン(社会人 199,000円、学生 159,000円)
- 12週間プラン(社会人 249,000円、学生 189,000円)
- 16週間プラン(社会人 299,000円、学生 219,000円)
仮に1週間プランの場合、1時間で約500円程度。
分割払いで月々5000~6,000円になるので、比較的安く受講できますね。
テックアカデミーの面談終わった。とりあえず私はしばらくプロゲートをやってみて限界を感じたらお金かけてサポート受けてみようと思ってるところだけど、テックアカデミーの良いところは現場で活躍しているプロの方から情報を聞けるところだなって思った
X(旧Twitter)
先ほど、今日のメンタリング終わりました😊
X(旧Twitter)
ショッピングサイトで苦戦してますが、何とか前向きに頑張る!
明日も仕事前に早起きして課題に取り組みます☺️✨
テックアカデミーでWebデザインコース2ヶ月受講して、最後まで行けなかった😭続きは自分で頑張って、分からなすぎたら、追加でサポートお願いしようかな〜〜
X(旧Twitter)
TechAcademyでも無料体験を実施中なので、まずは体験してみるのが1番です。
※デザインコースの体験ではなく、学習システム等の体験になります
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第3位 侍エンジニア(旧 侍エンジニア塾)
次におすすめなのがマンツーマンレッスンで高い評価を受ける侍エンジニアのWebデザインコース。
侍エンジニアでもWebデザインコースが設けられており、最短1ヶ月で受講でWebデザインを習得できるカリキュラムがあります。
侍エンジニアでは、以下の3つの特徴があります。
デザインスクールの中では珍しいオーダメイドのカリキュラム。完全な未経験の人から、独学で少しやっていたという人まで、スタートラインには個人差があります。
そうしたスキルの差を考慮した上で、個人最適化したカリキュラムを組むというスタイルです。この方法を取ることで、最短でのスキル習得が可能に。
専属マンツーマンレッスンは、その名の通りマンツーマンでのレッスンになるわけですが、ここでも各個人にあわせて最適な講師を付けてくれます。
侍エンジニアの特徴として「個人最適化」が目立ちますね。一人ひとりに合わせた学習を徹底しています。
- 完全オーダメイドのカリキュラム
- 専属マンツーマンレッスン
- オリジナルWebサイト作成を目指す
無料体験あり
4週間プラン | 12週間プラン | |
---|---|---|
一括/一般 | ¥69,800 (税抜) | ¥209,400 (税抜) |
一括/学生 | ¥62,820 (税抜) | ¥177,990 (税抜) |
期間 | 4週間 | 12週間 |
入学金 | ¥29,800(税抜) | ¥29,800(税抜) |
分割/一般 | ¥2,908 / 月(税抜) | ¥8,725 / 月(税抜) |
分割/学生 | ¥2,618 / 月(税抜) | ¥7,416 / 月(税抜) |
4週間と12週間という2プランがあり、他社にある2ヶ月(8週間プラン)が用意されていないのが少し残念ですね。
とはいえ、最短で勉強する人にとっては非常に安い値段で受講できますし、12週間プランもお得な価格。
侍エンジニアのWebデザインコースでは毎月10名限定のコースとなっていて、サポート体制でいうとかなり質を高く維持しています。そのような理由もあって料金プランを多く展開できないのでしょう。
分割だと1ヶ月2,908円で受けられるのは凄い。時間にゆとりがあり、最短での習得を目指すのであれば良い選択になるはず。
受講生が少ないこともあり、あまり口コミや評判がありませんが、6ヶ月間Webデザインコースを受講し、しっかり仕事につなげている方もいます。
僕はWebデザイン中級者です。侍エンジニア塾で6ヶ月間、Webデザインを学びました。その後、淡々とクラウドワークスに取り組み、5件受注しました。
— イチカワトモヤ@個人事業主3年目 (@tomochan8282) October 11, 2018
Progateやドットインストールを終了し、これから仕事に繋げるために「実践的なことを学びたい」という方向けに情報を提供していきます😀 pic.twitter.com/wWwGIFIK5E
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オンラインWebデザインスクールの料金比較
自宅からいつでも好きな時間に学習できるオンラインスクール。
WebデザインのオンラインスクールはTech Academy、Code Campの2つが有名で、オンラインで学ぶならこの2社から選ぶのがおすすめです。
以下は両者の料金表の比較。
料金 | 入会金 | |
Tech Academy | 149,000円(4週間プラン) | – |
Code Camp | 148,000円(2ヶ月プラン) | 30,000円 |
Tech Academyが最短4週間で学べるのに対し、Code Campは最短でも2ヶ月からの受講になります。
そのため、費用を抑えるのであれば、Tech Academyの方が安いです。
しかし2ヶ月以上の受講を検討するのであれば、Code Campの方が割引が適用されて安くなります。
- 4週間の学習であればTech Academy
- 2ヶ月以上の学習であればCode Camp
よくある質問として「無料のスクールはないの?」と聞かれます。
しかし、無料でWebデザインが学べるスクールは現状ありません。
プログラミングであればGEEK JOBなどの転職を目的とした無料スクールもありますが、Webデザインに関しては現状ないです。
国の職業訓練校であればほぼ無料で学ぶことが出来るのですが、ハローワークの求職者、もしくは離職者であるという条件があります。
そしてテキスト代は実費なので、いずれにせよ完全無料で学べるスクールは存在しません。
おすすめのオフラインWebデザインスクール(教室タイプ)
続いて紹介するのは、実際に教室に足を運んで学習するオフラインのスクールです。
オフラインでのスクールは、テックキャンプ、KENスクール、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGがおすすめ。
基本的には一部を除いて、実際に教室へ足を運ぶがあるため、ここで少し各スクールのアクセスをまとめます。
・関東(渋谷、新宿、池袋、東京大手町)
・中部(名古屋)
・近畿(梅田)
→それ以外の地域はオンラインでの受講も可能
・関東(新宿、池袋、北千住、横浜)
・東海(名古屋)
・近畿(梅田)
・北海道(札幌)
・関東(上野・池袋)
1位 テックキャンプ(プログラミング教養)
オフラインの教室で学べるスクールで最も安く学べるのがテックキャンプ(プログラミング教養)
- 関東(渋谷、新宿、池袋、東京大手町)
- 中部(名古屋)
- 近畿(梅田)
上記が実際に教室がある地域です。それ以外の地域の方はオンラインでの受講が可能です。
カリキュラム内容はグラフィックデザインからWebサイトのデザインまで幅広く、IllustratorやPhotoshopといった基本ツールも扱えるようになります。
想定学習時間が60時間ということで、未経験の方でも気軽に学習をスタートができますね。
- オフラインでもオンラインでも対応可能
- 未経験から短い時間で学べるカリキュラム
- オンライン説明会あり
2位 KENスクール
次に紹介するのはKENスクールという、非常に歴史のあるスクールです。
気軽にスキル習得というよりは、就職や転職などを目指すスクールで、6ヶ月からの受講になります。
教室は全国各地にあり、以下の通り。
- 関東(新宿、池袋、北千住、横浜)
- 東海(名古屋)
- 近畿(梅田)
- 北海道(札幌)
個別指導で非常に密度のあるカリキュラム内容で、デザインだけでなくコーディングなども学べます。
さらにコースが非常に多く、このツールだけ学びたいというニーズにも答えてくれる個別単科受講もできますので、自分が学びたいスキルが明確になっている場合であれば、かなり費用も抑えられます。
受講生の就職率は80%を超えているので、やはり就職・転職を考える人にとっては良い環境ですね。
- 個別指導で充実したカリキュラム
- 歴史もあり、就職率も高い
- 無料体験あり
KENスクールのWebデザイナーコースの口コミ評判【体験談あり】
関連記事 : KENスクールのWebデザイナーコースの口コミ評判【体験談あり】
3位 デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
今回紹介するスクールの中でも比較的新しいスクール。
Web制作をしている人であれば知っているであろう、有名制作会社のLIGが開講しているスクールで、現役のプロデザイナーがサポートしてくれます。
未経験か6ヶ月でプロして活躍できるレベルまで持っていくということで、カリキュラム内容も充実しているのが特徴。
ライティングやカメラなどの、Webメディア編集についても学べるのはWeb制作会社ならでは。
より本格的にWebデザイナーとしてのキャリアをスタートしたい方におすすめ。
就職・転職のサポートも行っており、そのままLIGに就職する人も多いようです。
- Web制作会社のプロが教える
- デザインだけでなくWeb制作全般、学べる
- 半年でプロになりたい人向け
【評判】デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの口コミを元に徹底解説
関連記事 : 【評判】デジタルハリウッドSTUDIO by LIGの口コミを元に徹底解説
第4位 東京デザインプレックス研究所
続いてこちら東京デザインプレックス研究所。
渋谷にあるデザイン学校となっており、平日夜の夜間授業や土日の講義があるため、多くの社会人が学んでいます。
現場で活躍しているトップクリエイター、現役デザイナーが講師として次代のデザイナーを育成する教育を行っており、卒業後は就職サポートもあるため、これからデザイナーを目指す方にぴったりといえるでしょう。
また、実際に下記のような専攻があり、WEBサイトのデザインはもちろん、最近かなり需要が高まっているUI / UXに関するデザインも学ぶことができます。
- グラフィック/DTP専攻
- WEBクリエイティブ専攻
- クリエイティブデザイン専攻
- 商空間デザイン専攻
- インテリアデザイン専攻
- CAD/3DCG専攻
- UXリサーチ専攻
- UI/UX専攻
- デザインストラテジー専攻
- デジタルコミュニケーションデザイン専攻
- 空間コンテンポラリーデザイン専攻
- WEBインタラクションデザイン専攻
少人数制の講義形式なので、講師にも気軽に質問ができる環境です。
初心者も安心して学べる環境ですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
オフラインWebデザインスクールの料金比較
料金 | 入会金 | |
テックキャンプ(プログラミング教養) | 19,800円(1ヶ月) | 198,000円 |
KENスクール | 343,000円(6ヶ月) | 30,000円 |
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG | 450,000円(6ヶ月) | – |
東京デザインプレックス研究所 | 35,200円〜726,000円(税込) | 30,000円 |
講座の受講期間に差があるため、料金も大きく違います。
中でもテックキャンプ(プログラミング教養)が最短1ヶ月からの受講が可能なので、費用としては抑えることが可能です。
※プログラミング教養というコース名ですが、Webデザインが学べるものです。
加えてKENスクール、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGは6ヶ月と比較的長い受講期間ですが、転職サポートがついており、卒業と同時に就職・転職をすることができます。
また、社会人の方はライフスタイルに合わせて講義を受けられる東京デザインプレックス研究所もおすすめです。
- 最短で学ぶ・費用を抑えたいならテックキャンプ(プログラミング教養)
- 就職・転職を目指すならKENスクール、デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
Webデザインスクール選びに迷ったら
ここまでWebデザインスクールをオンライン、オフラインともに紹介していきましたが数も多く決めかねている方もきっといるはず。
ここからは迷ったら選ぶべきスクールを紹介するよ!
オンラインWebデザインスクールの選び方
オンラインWebデザインスクールは数多くありますが、大手が運営しており、会員数も多く、評判が良いスクールは「Code Camp」と「Tech Academy」しかありません。
侍エンジニアも悪くはないのですが、プランが4週間と12週間しかなく、会社員など本業がある人で安く済ませたいというニーズなど、一部合わない人が出てきます。
また、月に10人のみ、ということで申し込んでもすぐに受けられない可能性があるため、ここでは除外です。
Code CampとTech Academyのデザイナー目線でのおすすめ理由は以下の通り。
- 実際に制作物が作れる(就職や転職で使える)
- レイアウトや配色など、デザインの基本原則を教えてくれる
- 簡単なコーディングについても勉強できる
- 無料体験があり、お試し出来る
特に実際に制作物を作りながら、学べるというのは重要!
デザインの仕事をする上でポートフォリオとよばれる作品集は必須ですので、勉強しながら自分の作品を作れるのは強いです。
また、デザインの基礎知識についてもしっかり学べるスクールですので、未経験でも安心。
学習期間に対しての費用で比較すると以下の通り。
- Code Camp 2ヶ月プラン 148,000円
- TechAcademy 8週間(2ヶ月)プラン(社会人 199,000円、学生 159,000円)
Code Campの方が安いです。
とはいえ、正直両者とも価格帯でいえば、かなり安い部類です。
より安いほうで学びたいのであればCode Campをおすすめします。
カリキュラム的に、Code CampはWebサイトの制作のみ。
Tech AcademyではWebサイトだけでなく、UI /UXの学習もできるので、その点、スマホアプリのデザインをしたいのであればTechAcademy。
オフラインWebデザインスクールの選び方
続いてオフラインのWebデザインスクールですが、場所が限定されてしまうため基本的には通いやすいスクールを選べばOKです。
Webデザイナーになるために学ぶべき必須スキル
前提としてWebデザインと一言でいっても、何を学ぶのかを知っておかなければなりません。
Webデザインで必要なスキルは以下の通り。
- デザインの基礎知識(デザインの4大原則など)
- デザインツールの扱い(Illustrator・Photoshop)
- HTML / CSS
- JavaScript / jQuery
基本的には、デザインの基礎知識があり、ある程度ツールを使って制作ができれば、それだけでデザイナーとしては名乗っても良いでしょう。
そこにプラスして、コーディングの知識や、マーケティングなど別のスキルを掛け合わせることで、制作の幅が広がるイメージですね。
Webデザインスクールとデザイン専門学校の違い
僕自身、デザイン専門学校に通っていたのですが、その経験を踏まえてデザインスクールとの比較をします。
結論、専門学校よりデザインスクールの方がコスパよくておすすめ!
カリキュラム内容の違い
最初にカリキュラム内容の違いですが、基本的にデザイン専門学校は広い分野を学び、デザインスクールでは1つの分野を学びます。
デザインの基礎知識、グラフィックデザイン(広告、パッケージ等)、Webデザイン、映像製作(3Dモデリングも少し)、写真、デッサン
上記は僕が専門学校で実際に学んだものですが、デザインという領域を超えた映像や写真の授業もありました。
僕の専攻の影響もありますが、デッサンなんかはどこの専門学校も学ぶはず。
デザインスクールでは基本的に実践内容に特化しているので、こうした幅広い分野の知識を学ぶというのはありません。
学習期間の違い
ポイントとして特に抑えておきたいのが、専門学校は比較的ゆとりのある学習で、デザインスクールは学習進行が早い学習であること。
専門学校は短いところで1年、僕は3年制だったりしましたが、結構ゆとりのあるカリキュラムです。
デザインスクールは短くて1ヶ月、長くて半年という所が多いです。
費用の違い
費用についても、学習期間の長さが影響してきます。
デザインスクール : 半年で約45万円
やはりデザインスクールのほうが安く済みますね。
デザインスクールで半年は割と長い方で、実際は多くが1~3ヶ月になるので、費用は10~30万円ぐらいだったりします。
いずれにせよ、費用面でみるとデザインスクールが良いでしょう。
就職・転職サポートの違い
学校に通う上で最終的なゴールは就職や転職になると思いますが、これはどちらもちゃんとあります。
学校に届く求人数でいうと専門学校の方が歴史があるので多いですが、デザインスクールもそれなりには求人は来ます。
最近のデザインスクールでは転職できなければ全額返金といった、転職保証付きのスクールも多いです。
専門学校は割と就職希望者だけでなく美大への進学をする人も多いので、就職や転職といったゴールに特化しているのはデザインスクールかなと思います。
デザイン専門学校がおすすめな人
デザイン専門学校がおすすめなのは、高校卒業したタイミングの方や漠然とクリエイティブ職を考えている方。
デザイン専門学校は学習期間が長いので、当然費用も時間もかかります。
タイミングとしては高校卒業後の進路としてデザイン専門学校に通うという人が多いです。
また、一度社会経験をしており、デザイナーとして新たなキャリアを目指すという人が通うケースも多いので、比較的将来性がある若い世代はデザイン専門学校という選択肢があるかなと思います。
加えて漠然とクリエイティブ職を考えている方と書いたのですが、これは長く学習期間を設けることで、デザイナーに限らず他の職業の選択肢を考えることができるためです。
現にデザイン専門学校では、デザイナーだけでなく映像ディレクターやカメラマンといった他のクリエイティブ職の輩出も多かったりします。
上記のような方にはデザイン専門学校という選択肢はアリかなと。
Webデザインスクールがおすすめな人
続いてWebデザインスクールがおすすめな人ですが、これはなるべく早くデザイナーになりたいという人です。
多いのが社会人の方や主婦の方といった20歳以上の大人の方。
デザインスクールは費用も学習期間も抑えたいというニーズにもマッチしているので、こうした大人世代に人気です。
ここまで書いた上で、プロのデザイナー目線として見解を述べておくと、ぶっちゃけ学習期間やカリキュラム内容に少し差はあれど、そこまで大差はありません。
というのも、どちらもデザイナーになるという点においては真面目に取り組めば目標達成はできます。
どんな物事にも言えますが、やはり最終的には実務経験で成長します。
活躍できるデザイナーになるには、専門学校やデザインスクールだけでの学習では足りませんし、今後も長いキャリアの中で学び続ける必要があります。
本音としては長いキャリアでみると大差はないです。
ですので、まずは今回の選ぶ基準などを踏まえた上でご自身の学習環境として最適な方を選んで頂ければ問題ないかと思います。
Webデザインスクールは無駄?本当にデザイナーになれるのか
まず先に結論を言っておくと、スクールに通えばWebデザイナーに絶対なれるという保証はありませんし、本人の頑張り次第です。
ですが、スタートラインには立てます。
というのも多くの企業ではデザイナーを採用する際に、完全未経験は基本的にとりません。
即戦力になる人材を求め、教育コストがなるべくかからない人を欲しがります。
つまり、未経験なのは実務経験のことを指し、「スキルが全くない=未経験」ではありません。
どんなWebデザインスクールであっても、スキルは学ぶことができますので、そういった意味ではデザイナーになるスタートラインには立てます。
デザイナーになれる保証はないと言いましたが、最近ではデザイナーとして就職や転職ができなければ全額返金という保証付きのスクールも増えてます!
Webデザインスクールに通っても完璧にはなれない
前提として何をもって完璧とするかの定義も明確ではありませんが、Webデザインスクールに通ったところでデザイナーとして完璧な状態にはなれません。
これはスクールに限らず、すべての教育機関でも同様です。
デザイナーはデザインスキルを持ってして価値を生む仕事なので、いわば専門職。
特にWeb業界は日々新しい技術が生まれ続けており、そんな状況下でそもそも完璧なデザイナーはいません。
デザイナーになる前もなった後も変わらずにデザインと向き合い学び続ける必要性はあります。
ちなみにデザインスキルが大幅に向上するのは結局、実務での仕事だったりします。
僕もフリーランスデザイナーとして仕事をしていますが、未だにデザインの勉強をする時間を1日の中で少しだけでも確保するようにしていますし、Pinterestをはじめとする最近のクリエイティブのインプットを欠かしません。
そういった点でデザイナーとして完璧な状態はそもそも無理なので、デザイナーとしての基礎を学ぶといった感覚の期待値調整をしましょう。
ネットで各所スクールの悪い口コミを見ていると、ほとんどがこの期待値が高いがゆえに無駄にしたと思ってる人が多いです。
【よくある誤解】デザイナーに資格はありません
また、よくある誤解としてデザイナーになる為に必要な資格は存在しません。
これはWebデザインスクールに限らず、専門学校なんかでも見られる傾向として、やたら講師がデザインに関する資格を勧めてきます。
おそらく実務経験がない中で就職や転職を目指すので、努力の証を形として残してポテンシャル採用を目指すというものから、単純に資格であればゴールが明確かつカリキュラムが組みやすくて教えやすいといった理由もありそうですね。
とはいえ、全てが無駄な資格かと言われれば無駄ではない資格もありますが、基本的にデザイナーになるために必須資格はありません。
大事なのはデザインの基礎的な知識とツールの扱いでしょう。
この2つがあればデザイナーとしての基本資格はOKです。
ここからはより良いWebデザインスクールで学ぶためのポイントを解説します。
Webデザインスクールで無駄な学習をしないために
デザインを学ぶ上で大事なのが実践です。
Webデザインスクールでいうと、実際に制作物を作るカリキュラムがあるスクールを選ぶと間違いありません。
デザインを基本原則があるので一定座学で学ぶところもあるかもしれませんが、その他は実際に手を動かしてみるのが早いです。
また、制作物を作るメリットとしてポートフォリオに組み込めるというのがあります。
ポートフォリオとは、デザイナーの採用の際に企業に提出しなければいけない過去の作品をまとめたもの。
このポートフォリオは就職や転職において必須なのですが、良質な作品を増やさなければいけないので作ろうと思って作るのは結構大変です。
学びながら作るのがベストなので、こういった面からも実際に制作物を作るカリキュラムがあるスクールを選ぶようにして下さい。
意外とやっていない人が多いのですが、Webデザインスクールに通うからといって完全に知識ゼロの状態で行くのはあまり賢くないです。
できるだけ、事前にWebデザインに関する本を読むなど前提知識を少しだけ入れておくと学習がスムーズになりますし、吸収率がまるで違います。
また、Webデザインスクールに通うメリットは色々ありますが、特筆すべきは現場で活躍するプロの講師に質問できるところです。
なるべく質問するならレベルの高い質問をすべきですし、スクールで0から100まで全て教えてもらおうと思うと費用もかかります。
全てを受け身で学びに行くのではなく攻めの姿勢で学びに行く人の方が確実に成長しますね。
初心者がスクールに行く前に読んでおくと良いのはなるほどデザイン。
【まとめ】Webデザインスクールランキングまとめ
ということで以上がWebデザインスクールのご紹介でした。
プログラミングスクールと違い、スクールも少なく選びやすいんじゃないかと思います。
各スクールでは無料体験を行っているので、無料体験をしてから選ぶのが手堅いですね。
それでは、Webデザインの学習頑張りましょう!