記事内に広告を含む場合があります
こんにちは、フリーランスデザイナーの坂本です。
今回はグラフィックデザインが学べる学校というテーマで、現役デザイナーがおすすめランキングを作成。
大学、専門学校、デザインスクールといった各学校でご紹介していきます。
【前提】学校の選び方
最初に学校をどう選ぶかという話をしておきます。
学校には3つ種類があり、学校でグラフィックデザインを学ぶのであれば以下の3つから選択することになります。
- 美術大学
- 専門学校
- デザインスクール
基本的にはどれを選んでもグラフィックデザインを学ぶことは可能ですが、今後のキャリアプランで見た時に少しだけ違いがあるので要注意です。
まず、美術大学と専門学校。
この2つは大手広告代理店といった大手企業への就職を目指すなら必須です。
電通や博報堂といったトップクラスの企業になると、就活のライバルはほとんど有名美術大学の卒業生になります。
もちろん学歴が全てとはいいませんが、この辺りの企業を目指すのであれば、やはり学歴も1つの武器になるので、大手企業を目指すのであれば美術大学は出ておきたいところ。
そしてデザインスクールですが、これは既に社会人として働き始めている人や、大学生、主婦の方などが短期間でデザインスキルを習得できるスクールです。
学習期間が短いので、費用も大学や専門学校と比べ物にならないくらい安く、10万円前後で学ぶことが出来ます。
デザインを最もコスパよく安く学べるということで、最近は人気が高まっていますね。
以上を踏まえて、各ランキングを参考にしてみると良いですよ。
(有名)美術・芸術大学おすすめランキング
最初は美術大学。
知名度のある大学だと入学する際にも試験があり、ハードルも高いですが、教授が有名デザイナーであったり、カリキュラムも普遍的なデザインだけを学ぶのではなく、多岐にわたるデザインを学ぶことが出来ます。
やはり美大に行くのあれば、前述の通り有名大学を出ておくと就職でも大きな武器になりますね。
1位 武蔵野美術大学
美術大学で1位として選んだのは武蔵野美術大学。
MAUやムサビといった名前で呼ばれることもあり、デザイナーであれば誰もが知っている大学です。
倍率も高く、非常にレベルの高い大学ですが、卒業生には有名グラフィックデザイナーの原研哉さんを輩出しており、その他リリー・フランキーさんやスピッツの草野マサムネさんなど芸能界にも卒業生が多数いらっしゃいます。
カリキュラムは造形の基礎を徹底的に叩き込むようなもので、専門分野を突き詰めるというよりかは基礎的な力を大きく伸ばすようなイメージ。
美大の中でも人気の高い大学ですが、ぜひとも気になる方はチェックしておくべき。
2位 多摩美術大学
先程の武蔵野美術大学と比較されることの多い多摩美術大学。
よく早稲田大学と慶應義塾大学といった関係性で例えられることも多いですが、武蔵野美術大学同様にレベルの高く人気のある学校です。
グラフィックデザイナーでは、ユニクロのロゴなどで知られる佐藤可士和さんや東京オリンピックのロゴで一躍話題になった佐野研二郎さんなど、有名なデザイナーも卒業生として多くいます。
別業界ではファッションデザイナーの三宅一生さん、写真家の蜷川実花さんなど、これまた著名なクリエイターを輩出。
武蔵野美術大学とは違い、専門分野も深く掘り下げるようなカリキュラムとなっており、実技試験のない共通テストでの入学試験があるので、これまで美術の勉強をしてこなかった人でも学力で挑戦できます。
3位 東京藝術大学
続いては非常に有名な芸術大学である東京藝術大学。
言わずとしれた日本最高峰です。
ここまで紹介した武蔵野美術大学や多摩美術大学とは桁違いに倍率も高く、まず入るのが非常に難しいのが特徴。
倍率が10倍以上の浪人当たり前のレベル。
教授はもちろん、カリキュラムのレベルも高く、芸術に関心のある天才肌の生徒が多く集まります。
デザイン系の専門学校おすすめランキング
続いてデザイン系の専門学校です。
美術大学との違いは一部を除いて入学試験がなく、倍率もそこまで高いものではないところ。
また、学びたい専門分野が明確になっている人が学ぶので、無駄のない洗練されたカリキュラムを学ぶことができます。
就職のサポートも手厚いですね。
1位 桑沢デザイン研究所
デザイン系の専門学校では一番有名だと思います、桑沢デザイン研究所。
個人的にはデザイン専門学校といえば、桑沢一択といった感じで、おすすめなのはこの学校のみです。(他にもいい学校はあるかもしれませんが、知る限りです)
先程、倍率が高くないといった話をしましたが、桑沢デザイン研究所だけは人気が高く、デッサンといった実技試験があり、レベルは一定高いです。
専門学校とはいえ、3年制でかなり濃厚なカリキュラムをしっかり学んでいくので、スキル的な観点でも大きく成長するはず。
デザインに限った話ではないんですが、ここで良い専門学校の選び方を。
基本的に学校も会社同様に生徒からの学費で成り立っています。
学校としては大前提、生徒を集めなくてはいけないのですが、そこで広告をバンバン流しているような学校は少し用心したほうがよ良いです。
運営費を広告に使っているということは、生徒集めに苦労しているという証明だけでなく、生徒の質を担保できていない証拠でもあります。
事実、有名な学校は広告をほとんど流しません。
そんなことをしなくても全国から優秀な生徒が高い倍率をかけて来てくれるからです。
デザインスクールおすすめランキング
続いてはデザインスクール。
最近ではWebデザインスクールという表記が多いですが、グラフィックも問題なく学ぶことが出来ます。
1位 Code Camp
Code Campは完全オンラインで学べるスクール。
グラフィックもWebも同様に学ぶことが出来、社会人から大学生まで幅広く生徒さんがいます。
マンツーマンレッスンで分からないところは何度も聞けるので、未経験者でもしっかり力をつけることが可能です。
最短で2ヶ月、費用は148,000円となっており、短期間での学習にも最適。
卒業生がしっかり就職や転職もできているので、デザインスキルを学んでデザイナーとしてのキャリアプランをスタートさせたい人なんかは特におすすめです。
解説記事も書いているので、興味のある方は下記から読んでみて下さい。
無料体験あり
2位 Tech Academy
続いてはTechAcademy。
プログラミングスクールとして有名なスクールですが、デザインのカリキュラムも充実しており、グラフィックデザインについても学ぶことができます。
こちらもオンラインで完結するマンツーマンレッスンでも学べるスクールになっており、特筆すべきはTechAcademy Contest(DemoDay)があること。
TechAcademy Contest(DemoDay)とは、作品の発表会でWeb業界の著名人が集まる中、自分の作品を発表できる機会があります。
いろんなスクールがある中、このような機会が設けられているのはTechAcademyくらいですね。
就職希望者にはTechAcademyキャリアというサポートが受けられるようになっているので、未経験からデザイナーになりたい人もおすすめです。
無料体験あり
学校を選ぶならステディサプリ 進路が便利です
特に大学か専門学校で悩んでいる方はスタディサプリ 進路というサイトを利用するのがおすすめです。
気になる学校を比較検討しやすく、将来のキャリアプランについても考えられることができ、オープンキャンパス情報についても探すことが出来ます。
高校生であれば無料資料請求で図書カードも貰えるので、積極的に利用することをおすすめします。
>> 【スタディサプリ進路】高校生限定!学校パンフ・願書請求でプレゼント高校生でなくとも、学校選びに大いに役立つのでぜひチェックしてみて下さい。
【まとめ】グラフィックデザインが学べる学校ランキング
各ランキングのまとめです。
これからの学校選びの参考にして頂ければ幸いです。