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この記事では、デザインに興味があるけど、学ぶことでどんなメリットがあるのか知りたい。
そもそもデザインについて良く分かっていないという方に向けて、「デザインとはなにか、学ぶべき理由」について解説していきます。
デザインとはなにか
さて、デザインとはなんでしょう。
グラフィックデザイナーやファッションデザイナー、インテリアデザイナーなど、世の中にはデザインを生業とする人が数多くいます。
どのデザイナーを見ても、単に見栄えをよくする仕事と捉えられがちですが、そうではありません。
デザインとは、目的を達成するために計画をし、それらを実現するためのプロセスの事を指します。
ですので、見栄えをよくするという一般的な認識は少しずれていて、本質的には問題解決をすることです。
対してよく混同されるのがアート。
アートはあくまで表現で、なにか問題を解決する必要はありません。
- デザインは問題解決
- アートは表現
参考までに僕の事例を紹介します
例えば僕の仕事のひとつにバナー広告の仕事があります。
これはWebの広告で使われるのですが、目的は紹介したいサービスをユーザーに適切に届けて、利用してもらうことです。
ですので、どんなに奇抜で目をひくデザインでも、クリックされなければ意味がありませんし、実際のサービス内容と乖離があるようであれば利用されません。
こうした目的に対して、出てくる課題が色やフォント、レイアウト(構成)といったもので、それらを一つずつ紐解いてバナーを制作しています。
なので、基本的にデザインしたものは、なぜこの色を使うのか、この写真をこのサイズでトリミング(切り抜き)したのか等々、全て説明できるようになっています。
ガチガチに問題解決というのが分かっていただけたかと思います。
デザインを学ぶ3つのメリット
ここからは実際にデザインを学ぶメリットについて解説していきます。
学ぶべきメリットはあげれば永遠と出せるのですが、僕が日常的に感じるメリットを3つに絞りました。
① デザイナーになれる
当たり前すぎるのですが、デザイナーになれます。
どのデザイナーになるかで変わってくるのですが、僕の仕事であるグラフィックやWebは、メリットとして働く場所は自由です。
PC一台あれば完結するので、フリーランスという働き方が選択肢がありますし、手に職がついている安心感があります。
基本的に仕事は多いです。Web業界であればデザインが必要なクリエイティブのサイクルは非常に早いので無限に仕事が湧いてきますし、働き口も多いです。
年収は企業で働くとなると、ざっくり350~700万といったあたり。
フリーランスだと収入の天井がないので、余裕で1000万を超える人も少なくはないです。
② 人に伝える力がつく
観察力や問題解決力など、抽象的なメリットはあげればキリがないのですが、個人的に「人に伝える力」は日常的にかなりメリットとして大きいです。
ビジネスパーソンであれば、プレゼン資料で図や写真で、より分かりやすく物事を伝えることができますし、自分は何者かという紹介も、名刺をはじめとするコミュニケーションツールにデザインを掛け合わせることで圧倒的に伝わりやすさが変わってきます。
僕は営業マンなんかがデザインを学ぶと最強だなと思ったりしますね。
コミュニケーションも意外と馬鹿にできないですよ。
③ 表現できる手段が増える
デザインは仕事上、あくまで問題解決をする業務であり、アート的な表現ではないとしましたが、プライベートでは別に自由なので、表現のためのツールとしても使っています。
僕は学生時代に遊びで自作のパーカーを作って、baseでECサイトを作って、お小遣い稼ぎをしたりしたことがあるのですが、こうした場面において、デザインという手段があるのは強いなと。
僕は自作のパーカーでしたが、写真が好きなら写真集、ファッションが好きならファッションカタログ、自由に自分の好きなものをデザインを手段として落とし込むことができます。
僕の場合は直接的にお金という結果がついてきましたが、別にお金に限らず仲間だったり、仕事の案件だったり、作ってしっかり発信すれば必ず何かがついてきます。いや本当に。
【余談】デザインは掛け合わせができます
少し余談になりますが、デザインはスキルとして掛け合わせができます。
もし仮に今、デザインとは無縁の仕事をしているとして、デザインの掛け合わせができないか考えてみましょう。
別に仕事でなくても良いです。趣味だったり、興味のあるものだったり。
デザインと掛け合わせることで、それを仕事にすることできたり、大きな強みになったりします。
デザイナー×マーケターで得した話
僕は順番が逆で、先にデザインを学んでいたので、マーケターに転身した際に掛け合わせで非常に得をした経験があります。
当時、Webマーケティングの担当でしたが、自分でデザインができるので、マーケターとして戦略を立てて、自分でそれを実現することができるので、周囲の人より仕事も早く終わらせられますし、組織の中でも「自分でクリエイティブが作れるマーケター」としてのポジションを獲得することができました。
堀江貴文氏の多動力という本でも紹介されていますが、スキルの掛け合わせをすることで、自分の価値を高めることができます。
マーケターとして1番になるのは難しいけど、マーケターでデザイナーとして1番になるのは競合が少なく、ハードルも下がります。
ぜひ、これからデザインを学ぶのであれば、デザイナーとして完結するのではなく、なにかと掛け合わせることを意識すると最も視野は広がりますよ。
【まとめ】デザインを学ぶメリット
- デザインは問題解決をすること
- 学ぶとデザイナーになれる
- 人に伝える力がつく
- 表現できる手段が増える
ということで、今回はデザインとはなにか、学ぶメリットについて解説しました。
デザインは今や誰でも挑戦できるスキルです。
昔はツールも10万円以上しましたが、今や月額980円。
独学でも十分仕事としてやっていけるレベルまでたどり着けます。
ぜひこの機会にデザインに挑戦してみてはどうでしょうか。
まずは初心者向けの本を読んでみるのも手です。