【デザイナー向け】転職がうまくいかない理由と2つの対策

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こんにちは、フリーランスデザイナーの坂本です。

今回は転職に失敗するデザイナーの理由と転職成功させるためのポイントを、経験談を踏まえつつ解説していきます。

ぜひ転職活動に役立てて下さい。

デザイナーの転職がうまくいかないのは何故なのか

転職はすぐには決まらない

前提として転職はそうすぐに決まるものではありません。

人によって求人への応募数にばらつきはありますが、半数が1~4社、それ以外は4社以上の応募をしています。(大手転職サイトのデータより引用)

平均にして約7.5社の応募です。

いずれにせよ、1~2社応募したところで転職は決まることは稀ですし、書類選考→面接→採用までのフローを考えても、内定まで数ヶ月はかかります。

新卒採用とは違い実務経験が重視される

そして、初めて転職活動をする人が知っておくべきなのが、新卒採用とは違って、実務経験などを見られることです。

転職は中途採用扱いになるので、採用してすぐに戦力になるかどうか、これまでのキャリアを踏まえて何を価値提供できるのかが重視されます。

第2新卒とかであれば一定ポテンシャル採用もありますが、中途だと企業によってはハードルが上がります。

僕自身、2社目への転職活動で大手から中小企業まで受けましたが、比較的シビアだなと感じました。ちなみに4社ほど受けて決まりました。

転職活動がうまくいかないの特徴

転職先がなかなか決まらない人の特徴もあげておきます。

時間にゆとりがない

仕事をされながら次の転職活動を続けている方もきっと多いかと思います。

求人サイトを見たり、企業の情報を集めたりとリサーチにはかなりの時間を要します。

その結果、応募書類を使いまわしたり、面接など自己アピールの準備が間に合わず、残念な結果に。

今いる会社に迷惑をかけないように、次の会社を見つける…色々と考える事ばかりで両立は難しいものです。

情報が多すぎて混乱している

積極的に情報を集めてはいるけれど、なかなか希望する会社が見つからない。

多くの方が転職先をネットで探されるかと思いますが、膨大な求人サイトの中から希望する会社を探すのは大変です。

人は選択肢が多いほど迷い選択しづらくなってしまいます。

希望するハードルが高すぎる

自分の中での会社に対する要求が高すぎるというもの。

1人で転職活動をしているとどうしても客観的に自分を分析できないので、かなり偏った考え方になってしまったり、このようにいつのまにか要求がどんどん高くなってしまいます。

理想と現実の差はなるべく埋めたいものですが、どこかで妥協せざるを得ない場合もあります。

詳しくはこちらのWebデザイナーの転職が厳しいという記事でも解説しています。

Webデザイナーの転職が厳しい4つの理由【最新事情】

デザイナーがうまくいかない転職を成功させるポイント

ここまで転職は新卒の就職活動とは違い、中長期でのシビアな闘いになるという話をしました。もちろん一概には言えないですし、サクッと決まる人もいます。

ここからはそんな転職活動をいかにして成功させるかについて話します。

デザイナー目線で解説していきますね。

転職活動の事前準備

事前準備として重要なのは2つあります。

  • 転職理由の明確化
  • ポートフォリオ

転職理由の明確化というのは、今回の転職理由をしっかり説明できるようにしておくこと。

ここで意識すべきは、転職理由はなるべくポジティブなものにすることです。

デザイナーは専門性が高い職種なので、スキルアップといった理由も使えますし、企業側からみた受けも良いのでおすすめ。

この転職理由がしっかりしておけば最初の印象としては◎

続いてポートフォリオ。

ポートフォリオはデザイナーであれば必須ですが、過去の制作物を並べるだけでなく、そこのに行き着くまでのプロセスも記載しましょう。

最終的にポートフォリオを見て、入社後の実務がこなせるかどうかを判断するので、「入社後に何がしたいのか、何ができるのか」を明文化させておくと良いです。

こうしてみると当たり前のことではあるのですが、これらを徹底して抑えているかどうかの違いは大きいです。

応募

準備ができればあとは応募に移るわけですが、とにかく興味のある企業は応募しましょう。

転職がうまくいかない理由の根本的な理由が、そもそもの応募数が足りないということも多いです。

応募の目安(各転職サイトのデータを参照)

・内定が1社欲しいのであれば7社以上
・内定が2社欲しいのであれば14社以上
・内定が3社欲しいのであれば21社以上

上記を目安に応募すると、比較的うまくいくことの方が多いです。

また、転職活動は結構心が折れそうになることもあるので、同時並行で進めることで精神的に余裕を作り出せます。

仮に不採用になっても、めげずに次を狙いましょう。

転職がうまくいかないと感じたら転職エージェントを利用しよう

最後になりますが、ぜひとも転職を考えているのであれば転職エージェントの利用を勧めます。

転職エージェントは、ヒアリングをした上で、マッチしそうな企業を探して紹介してくますし、面倒な企業とのやり取りも代行してくれます。

ちなみに利用する上で料金は発生しません。(採用が決まれば、企業からエージェントに対して紹介料が支払われる仕組みなので完全無料)

こうして労力をかけずに転職活動をすることができるので、ポートフォリオに時間も使えますし、今の仕事をしながら同時並行で転職活動もできます。

あなたに合った会社を見つけてきてくれる

エージェントにあらかじめ希望する会社の条件などを伝えておけば、あなたに合った会社を紹介してくれます。

自分で探す手間が省けるほか、業界に詳しいエージェントなので、いわゆるブラック企業を紹介されることはまずないので安心です。

また、客観的にあなたの事を分析してくれるのでミスマッチの心配もありません。

これなら、今の仕事を続けながら転職活動という両立は可能です。

求人サイトにはない未公開情報が見れる

独自にリサーチした企業情報を提供してくれほか、求人サイトには記載されていない未公開情報を多数所有しています。

なぜ非公開求人にするのかというと、人気な業種や企業のものは応募数が多くなってしまうので、企業側の負担が大きくならないようにエージェントサービスのみで公開していたりするのです。

あなたにとって条件の合う選択肢がぐっと広がるはずです。

書類・スケジュール管理もすべてお任せ

応募にあたって、必要書類の作成や、履歴書の添削もやってくれます。

実際に面接日が決まればスケジュール調整もやってくれるので、今の仕事が忙しい方なんかは助かりますね。

プロが徹底して不安材料をなくしてくれます。

僕は会社を辞めた後に転職活動をしていたので、社会から切り離された感がすごく強くなり、転職活動が長期化するにあたって孤独感や焦りがでてきたので、途中からエージェントを使いました。相談相手がいない人は特におすすめ。転職は長期化すると本当に病む。

余計な遠回りをすることがなくなるので、ぜひ転職エージェントは利用すべき。

僕も利用しておすすめなのがレバテックキャリアというエージェント。

ここはデザイナーに特化しているので、デザイナーの求人情報が手に入りますし、専門スタッフもデザイン業界に詳しいのでミスマッチも減ります。

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