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こんにちは、坂本です。
今回は、これからWebマーケティングを担当することになった初心者を想定しながら、おすすめのWebマーケティング本をご紹介します。
僕自身、未経験からマーケティングの仕事を始めたので、実際の体験談を踏まえています。
【初心者向け】Webマーケティングを学べるおすすめ本
最初に紹介するのが、初心者向けにとにかく分かりやすく学べる本。
マーケティングは数多くの用語が使われ、いきなり難しい本に手を出すと全く理解できません。
ここから紹介するのは、漫画や図解といった、初心者でもビジュアルで理解しやすいもので、マーケターの最初の一歩として読んでおきたいものです。
マンガでわかるWebマーケティング Webマーケッター瞳の挑戦!
最初に紹介するのが、漫画でWebマーケティングの基礎知識を学ぶことの出来る本。
WebマーケティングではPVやCVR、ROASなどの用語が沢山出てきますが、こうした用語の解説から、目標設定(KPI)の仕方まで、実践的な内容も紹介されています。
マーケティングを全く知らない人でも、これを読むことでマーケティングの入り口には立てるはずです。
ちなみに、AmazonではKindle Unlimitedという読み放題サービスに加入すれば無料で読むことが出来ます。
30日間無料体験なので、ぜひ利用してサクッと読んでみて下さい。(※無料体験期間中に解約できます)
マーケティング用語図鑑
次に紹介するのはマーケティング用語図鑑という本です。
名前の通り、マーケティング用語をまとめたものになっており、最大の特徴は全ての解説に図解が使われているところ。
見て頂ければ分かる通り、めちゃくちゃ分かりやすいです。
マーケティングの基礎知識を、図解でサッと理解するには最適で、今後マーケティングに取り組む上で辞書的な使い方も出来ます。
3C / 競争優位 / セグメント・マーケティング / ブルー・オーシャンとレッド・オーシャン / シーズとニーズ / 価格弾力性 / ロジスティクス / パブリシティ / SEO / アクセス解析 / Instagram / ロングテール
上記の内容を見て、上手く説明できる自信がない方にとっては、かなり役立つでしょう。
ドリルを売るには穴を売れ
続いて紹介するドリルを売るには穴を売れ、非常に名のしれた名著ですね。
マーケターの入門書として最適で、シンプルな設計でストーリー調なので、初心者でもとっつきやすいです。
ベネフィット、ターゲティング、差別化、4Pといったマーケターとして最初に抑えておきたいポイントをしっかり網羅しており、マーケティングの本質を腹落ちできるレベルまで分かりやすく解説してくれる数少ない本。
初心者の方が最初に手にする教科書的な位置づけといっても良いでしょう。
沈黙のWebマーケティング
沈黙のWebマーケティングは、株式会社ウェブライダーの人気コンテンツ(沈黙シリーズ)を書籍化した本です。
こちらもストーリーになっていて、流れでWebマーケティングについて理解を深めることができ、より実践的な内容が中心。
Webサイトを立ち上げたものの、どう運営して良いのか分からないという方には非常におすすめで、SEO(検索エンジン最適化)やSNSの活用からの集客などを施策レベルで解説してくれるので、すぐに実践できます。
またSEOライティングについて特化した沈黙のWebライティングも出ていますので、SEOで集客するメディアを運営する人なんかはチェックしておくと良いですよ。
【中級者】少しだけ専門的なWebマーケティングの本
続いて紹介するのが中級者向けの本で、初心者向けのものに比べて、より体系的に思考法や手法を学べるものです。
他社事例も出てきますので、より実務に近い形で学ぶことができます。
マーケティングの基本
初心者〜中級者の方に紹介したいのが、マーケティングの基本。
こちらも入門書ではあるのですが、これまで紹介した本が用語の解説などを中心にした内容だったのに対し、業務の進め方といった実務レベルの話が多いです。
マーケティングでは定量、定性といった両側面からの分析などがよくありますが、それらを分かりやすくノウハウとして解説していて、各手法をどのように業務に落としていくかといったことも学べます。
実務の最初の一歩として持っておきたい一冊です。
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
マーケティングが強いことで知られる、業界屈指のP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)という会社があります。
そんなP&G出身の森岡毅さんの著書。
日本を代表するマーケターの著書ということもあって、成功事例を基にした話もありますし、そこら辺のマーケティング本より非常に濃厚です。
USJというキーワードが含まれているので、USJなど一部の事例をテーマとして扱うものなのかと誤解しがちですが、あくまで入門書というコンセプトで作られていて、日本屈指のマーケターの思考をインストールするのに最適。
やや上級者向けにはなりますが、森岡さんの著書でもうひとつ、有名な確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力という本があります。
確率はある程度操作できるという確率論についてのもので、より確度の高い戦略を構築する上で、マーケターなら必読といっても良い一冊です。合わせてぜひ読んでみて下さい。
【上級者】実践的かつ役立つWebマーケティング本
最後に紹介するのが、とにかく実践的な内容をまとめた本。
実際に業務を少し行っている人向けで、多くのマーケターが支持している人気どころ。
コトラーのマーケティング・コンセプト
経営学者であるフィリップ・コトラー。これまで数多くのマーケティング理論を発表し、マーケティングの第一人者と知られる方です。
マーケターであれば、ぜひとも彼のマーケティング理論は抑えておくべきです。
しかし、彼の著書はかなりボリュームが多く、1冊1000ページ以上するものもあります。
そこでおすすめしたいのが、そんな彼のエッセンスを抜き出した、マーケティング・コンセプトという本。
本書ではマーケティングの中でも最重要ともいえる80のコンセプトをまとめたもので、まさに究極のマーケティング辞典。
これまでコトラーの著書を読んでこなかった方に、ぜひとも読んでいただきたいです。
たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング
P&G出身の西口一希さんによる著書「たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング」
「肌ラボ」や「スマートニュース」のマーケティングをしていた方で、いずれも国内No.1を獲得したかなり大きな実績を残されています。
そんな成功を生み出した、フレームワーク理論を事例とともに解説。
1人の顧客を徹底的に分析していく顧客起点マーケティングということで、あまり聞き慣れないかもしれませんが、説得力のある解説で腹落ちします。
今回紹介した本の中でも、かなりハイレベルな内容ですが、実務にも応用しやすい情報ばかりなのでおすすめです。