こんにちは、坂本です。
今回はWebマーケティングの将来性について、実際に企業でWebマーケターとして勤務した後にフリーランスになった僕が解説します。
ぜひこれからWebマーケティング職を目指そうと思っている方は参考にして頂ければと思います。
タップできるもくじ
Webマーケティングの将来性はあります

結論ですが、Webマーケティング業界に将来性は十分あります。
理由としては以下の3つ。
・企業がマーケティングの重要性を理解し始めた
・Web業界の人材不足
広告宣伝費は増加傾向にある
日本の広告宣伝費は増加傾向にあり、現在の状況はこのような感じです。
- 8年連続で広告宣伝費はプラス成長(年間6兆円以上)
- インターネット広告費がテレビ広告を超えた
上記は日本の最大手広告代理店が発表しているもので、8年連続で広告宣伝費は増えています。
特にインターネット広告費が毎年2桁成長しており、従来のマスメディアに流れていた広告費もWebに流れつつあるのが現状です。
企業がマーケティングの重要性を理解しはじめた
広告宣伝費が増えるというのは、ある意味企業がマーケティングの重要性を理解し始めた結果でもあります。
日本では職人気質の風土があり、良いものを作れば売れるという認識が非常に根強いです。
しかし、どれだけ良いものを作っても、しっかりプロモーションをして売り込まなければ売れません。
実際、日本製品が海外で売れなくなってきていることも背景としてあり、よりマーケティングに力を入れているという見方ができます。
Web業界の人材不足
これはWebマーケティングに限らずですが、Web業界全般で人材不足が課題としてあります。
これは急速にWeb業界が発展したからであり、マーケティングのポジションもここ数年で一気に増えてきたように思えます。
広告宣伝費が増え、マーケティングの重要性も増し、人材不足となると、Webマーケティング業界は総合的に将来性はあるという判断ができますね。
マーケターになって気づいたWebマーケティングの魅力

ここまではいわば一般的に言われている将来性の話ですが、もう少し踏み込んで体験談ベースのWebマーケティングの魅力について語ります。
個人的にWebマーケティングを仕事として取り組んで思ったこと以下。
・副業収入を得やすい
・Webマーケティングは独立しやすいスキル
スキルの掛け合わせができる
僕は元々デザイナーとしてのキャリアを目指していて、途中でWebマーケティングのキャリアも開けてきたという形なのですが、これを踏まえてWebマーケティングのスキルは掛け合わせが非常にしやすいなと思っています。
例えばデザイナーでいうと、多くが下請け的なポジションになりやすく、コスト感やデザインの効果測定までしっかりできる人ってほとんどいないんですよね。
僕はデザインができて、かつマーケティング的な観点から見れるのでスキルの掛け合わせで市場価値を高めることができました。
- デザインができる人…沢山いる
- デザインができて、それをマーケティング観点で見れる人…非常に少ない
こうしてスキルの掛け合わせで市場価値が上がると、年収も上がりやすくなりますし、転職活動もかなり強くなります。
ちなみにデザイナーに限らず、エンジニアや編集者などマーケティングのスキルが活かせる職種は沢山ありますよ。
副業収入を得やすい
Webマーケティングができると集客から販売までが出来るようになるので、シンプルに物を売るスキルになるんですよね。
つまり、副業でブログやアフィリエイト、SNS運用で収入を得ることが可能になるので副業収入も得やすいなと思います。
僕自身も会社に入る前には、独学でWebマーケティングを学び、ブログだけで月に50万円は売上出していたので個人でやる事業としてもかなり相性は良いです。
僕が実践したWebマーケティングの副業は下記記事にまとめていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。

Webマーケティングは独立しやすいスキル
今現在フリーランスとして仕事をしているのですが、Webマーケティングは独学するのにも良いスキルです。
理由としてはいくつかあります。
- フリーでも仕事が多い(一部の業務を外注している会社が多い)
- 広告運用からSNSまで業務が幅広く、単価も高い
- ある程度実績を作れば、コンサルティングなど別のマネタイズにも繋げられる
フリーランスというとエンジニアやデザイナーといったイメージが多いですが、マーケティングの仕事も需要は全然負けていないです。
参考までに案件と単価を載せておくと、全然独立してやっていける水準になっています。
フリーランスのコンサルティング : 目安 20~50万円
フリーランスの外部マーケター : 目安 40~80万円

Webマーケティング業界を目指すなら注意すべきポイント

さて、Webマーケティングの将来性について理解が深まった所で注意点をあげておきます。
やはり良いところだけを知って業界に飛び込んでも、デメリットは必ずあるのでそこは理解しておきましょう。
抑えておくべきポイントは1つだけです。
変化が早い(スキルのアップデートが必須)
Web業界、特にマーケティングに関しては時代の流れが早いです。
TwitterやInstagramといった新しいSNSが誕生する度に、それらのプラットフォームに関する情報を集めなければいけませんし、TikTokが新しい機能を増やすとなるだけでもマーケティング観点でやれることが増えます。
こうした小さな変化を逃すと、マーケターとしてはやっていけなくなるので時代の変化に対応していくスキルは必須です。
Webマーケティング職につきたいなら今すぐやるべきこと

ここまで読んだ上でWebマーケティング業界に興味のある方は、適正が一定ある上で意欲も高いので、起こすべきネクストアクションを提示しておきます。
Webマーケティング職につくためにやるべきことは以下。
・独学でWebマーケティングを実践してみる
転職サイトやエージェントへの登録
Webマーケティング職に興味があるなら転職サイトやエージェントに登録して実際の企業情報を見てみるのが一番手っ取り早いです。
未経験者もOKな会社も多いので、興味があればその場で応募もできます。
僕がマーケティング職への就職・転職でおすすめしているのが以下の3つ。
特に未経験者や今すぐ転職したいという人はレバテックキャリアは強くおすすめしておきます。
レバテックキャリアを通じて応募する方が書類選考も通りやすく、ミスマッチが生まれにくい上に手間もかかりません。

独学でWebマーケティングを実践してみる
未経験者でWebマーケティング職につきたい人の中で、30代以降の人は少し注意が必要です。
転職エージェントを経由して転職があっさり決まるのはやはりポテンシャル採用で有利な20代。
30代以降は経験が重視されますし、未経験であれば20代に負けないポテンシャルを示す必要があります。
そこでやるべきなのが独学でWebマーケティングを実践したという実績です。
ブログ運営でもSNS運営でもなんでもOKですが、完全未経験者の方はやっておいて損はないでしょう。

独学とはいえ、広告運用系のマーケターを目指す場合には、どうしても費用がかかる上、独学では難しい部分も多いです。
最近ではWebマーケティングスクールというものがあり、広告運用をプロから学んだ後に転職サポートをしてくれるところがあります。
独学に自信のない人は手段として検討してみると良いです。

Webマーケティングの将来性まとめ
今回の記事のポイントです。
- 結論、将来性は十分にある
- 理由① 広告宣伝費は増加傾向にある
- 理由② 企業がマーケティングの重要性を理解し始めた
- 理由③ Web業界の人材不足
ぜひ今回の記事を参考にWebマーケティング業界を目指しても良いんじゃないでしょうか。
