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今回はマーケティング職に興味があるけど、自分が向いているのか分からない…といった方に向けて、マーケティングに向いている人の特徴をご紹介。
これを書いている僕自身もマーケティング職で仕事をしていたので、実務での経験を踏まえてお話していきます。
マーケティングに向いている人の特徴
マーケティングに向いているのは以下のような特徴を持つ人です。
- ロジカルな思考ができる人(ロジカルシンキング)
- 試行錯誤ができる人
- 数字に強い人
- 人間の行動に興味関心のある人
- インターネットが好きな人
もちろん上記の特徴を全て満たす必要はなく、こういう特徴を持っているとかなり向いているよというものです。
僕自身、数字にめちゃくちゃ強いわけでもないですし、人間の行動心理に特段興味があったわけでもありません。
ロジカルな思考ができる人(ロジカルシンキング)
個人的にマーケティングに向いている人の特徴として1つだけあげるならこの「ロジカルな思考ができるができる人」です。
いわゆる論理的思考力のことで、複雑な物事を分解しながらシンプルにして考える方法のこと。
誤解しないように言っておくと、これは生まれ持った才能ではなく、誰もが書籍などで学んで身につけることが可能です。
この本は新卒1年目の読者を想定しており、かなり初心者向けなのでおすすめ!
さて、なぜこのロジカルな思考が大事かというと、マーケティングの仕事はひたすら要素分解をして考えることの連続だから。
例えば化粧品会社であれば、会社全体で掲げる目標の売上から逆算して、どのくらい化粧品を売らなければいけないかを考え、それをどのくらいの予算を使って売るのか…と目標から下ろして考えていきます。
マーケティングの仕事を象徴するようなスキルセットの1つなので、これはあるに越したことはないでしょう。
普段から物事を深く考える癖のある人はかなり向いているはずです。
試行錯誤ができる人
次に試行錯誤ができる人ということですが、実務でいうところの仮説検証にあたります。
一般的には会社の予算を使ってマーケティングを行うので、必ず仮説検証をした上でそのマーケティングにお金を使って良いかどうかを判断します。
当然ながら仮説が外れ、思うような結果が生まれないことが多いので、そこで諦めずにまた次の施策を考えて試す…といった試行錯誤ができる人は向いているでしょう。
例えばプログラミングなんかもまさにそうですし、他にもテレビゲームなんかも同様に試行錯誤をする工程が多いので、こうしたものに熱中して取り組んでいた人なら当てはまるかと思います。
数字に強い人
マーケティングが上手くいったかどうかは、売上はもちろん、お客さんの数など全て数字で分かります。
おのずとこうした数字と日々にらめっこしながら、戦略を考えたり、次の施策の準備をしたりするわけなので、当然数字に強いと相性は良いでしょう。
業務で使う計算といっても、基本的には小学校で習うような掛け算や割り算なのでそこまで身構える必要はなしです。今の時代、計算機もあるわけですし。
人間の行動に興味関心のある人
先程、結果は全て数字に反映されると言いましたが、数字といってもその向こう側には実際の人がいます。
例えば「今月は100人のお客さんが商品を買ってくれました!」といっても、それが男性なのか女性なのか、若い方なのか高齢者なのか…など、いくらでも読み取ることができます。
ですので、数字だけ見ていても駄目なんですね。
「男性は買ってくれたけど、女性は全然買ってくれなかった」という事象を前にして、必ず女性の行動心理を考える必要性が出てくるわけです。
こうしたときに人間の行動に興味が持てる人は強いですね。
インターネットが好きな人
最後はインターネットが好きな人ということで、一見関係なさそうですが、結構これが重要です。
いわゆるトレンド(流行)をしっかり理解できているかどうかにも繋がります。
実務においても、新しいSNSが流行ればマーケティングとして活用できないかを考えなければいけませんし、日々変化するトレンドに合わせたマーケティングを行う必要があるわけです。
また、現在のマーケティングはWebでのマーケティングがほとんど。
ITスキルという点においても、普段からインターネットに触れている人の方が詳しいかと思います。
マーケティングに向いているかを確かめる方法
ここまで主な特徴について挙げてきましたが、なかなか客観的に自分を見れないと思いますので、適性を診断する便利なツールを紹介します。
ミイダスでマーケティングに向いてるか診断
まずはアプリで無料ですぐに調べられる「ミイダス」
いわゆる転職アプリなのですが、診断ツールがいくつか用意されており、これがかなり役立ちます。
マーケティングに向いているかどうかは、以下のコンピテンシー診断やパーソナリティ診断を使ってみると良いでしょう。
僕も過去にミイダスを使ってみたレビュー記事を書いていますので、マーケティング職への転職を考えている方はぜひ。
【転職】自分の市場価値を診断!MIIDAS(ミーダス)は試すべき
有名自己分析ツールも役立ちます
就活生から社会人まで自己分析に役立つストレングス・ファインダーもおすすめ。
職業に特化しているわけではありませんが、かなり精度が高く、今後の人生の選択肢に大きく貢献してくれます。
マーケティングに向いている人の特徴まとめ
以上、マーケティングに向いている人の特徴でした。
- ロジカルな思考ができる人(ロジカルシンキング)
- 試行錯誤ができる人
- 数字に強い人
- 人間の行動に興味関心のある人
- インターネットが好きな人
実際にマーケティング職への就職・転職を希望する方は、以下の記事で具体的に解説しています。ぜひ合わせて読んでみて下さい。