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こんにちは、フリーランスデザイナーのサカモトです。
今回はIllustrator(イラストレーター)の独学にぴったりなおすすめ本を紹介していきます。
これからIllustratorを使いこなせるようになりたい人に向けて、ピックアップしていくので、ぜひ参考にして下さい。
Illustratorを学ぶべき理由【独学可】
デザイン制作において定番なツール
デザイナーの仕事は多岐にわたりますが、制作ツールはほぼ固定化されており、デザイナーならこのツールが扱えて当たり前、というものがあります。
その1つがAdobeから出ているIllustrator(イラストレーター)
IllustratorはAdobe CCという定額プランにも含まれており、IllustratorとPhotoshopなど複数ソフトを利用する場合にはお得に使えます。
IllustratorはよくPhotoshopと共に紹介されることが多いですが、違いとしてはざっくり以下の通り。
- Illustrator(ベクターデータ・ロゴ制作やフライヤー制作向き)
- Photoshop(ビットマップデータ・写真の編集加工向き)
ベクターデータというのは線や点、塗りなどのシンプルなデータ。拡大しても画像が荒れないのが特徴。
対してPhotoshopはピクセルデータといい、色のついた小さな四角で構成されているデータ。お手持ちの写真をパソコン上で拡大し続けると四角(ピクセル)がよく見えます。
Illustratorが扱えれば、前述の通り、ロゴやフライヤーといった制作物が作れますので、ぜひとも習得して欲しいツールです。
Illustratorを習得したデザイナーは大体、最初に自分の名刺を作ります。皆さんも自分の名刺をデザインできるよう頑張りましょうー!
独学は可能なのか?
Illustratorの重要性については理解できたけど、独学で習得できるものなのか?
この辺りを少し解説します。
結論からいうと独学は可能で、ペンツールやレイヤー構造など基本的なことをはすぐに覚えられますので安心してください。
僕は専門学校でIllustratorを学んだのですが、1~2ヶ月で基本機能は大枠マスターできました。
ただ、IllustratorをはじめAdobeの制作ツールは多機能で、プロであってもIllustratorの全機能を使いこなわせるわけではありません。
つまり始めから完璧は難しいので、独学で基本機能を学んで、その後は実際の制作物を作りながら細かい機能まで覚えていくという感じで良いかなと思います。
【初心者向け】Illustratorの独学におすすめ本
ここからは実際に独学におすすめな本を紹介。
まずは初心者向けの本になります。
デザインの学校 これからはじめる Illustratorの本
最初に紹介するのがデザインの学校というシリーズのIllustratorの本。
このシリーズはとにかく分かりやすく、初心者向けに解説が非常に丁寧です。
数ある関連書籍の中でも、、一番わかり易いので、これからIllustratorに触れるという人はおすすめ。
ページもセクションごとに、しっかりまとめられていて、見やすいです。
IllustratorスーパーリファレンスCC
続いても初心者向けの本なのですが、先程のものと違い、操作方法などにも詳しく解説が入り、細かいテクニックにも触れる内容となっています。
図解も多く、体系的にまとめれているので、何度も読み返しながら使う感じですね。
【中級者〜上級者向け】Illustratorの独学におすすめ本
Illustrator 10年使える逆引き手帖
おそらくIllustratorの本で、最も売れているといって良いほど、有名かつ人気な本書。
基礎知識から、応用まで完全網羅しており、初心者でも理解できなくはないですが、中級者以上の高度なテクニックも登場するので、ある程度、Illustratorが使える人におすすめ。
Illustratorは非常に機能の多いツールです。
自己流にやっていたり、そもそも機能自体を知らなかったり…、Illustratorに自信のある人も間違いなく役立つでしょう。
レビューでも、辞書的に使っている人の声も多く、まさに10年使える解説本となっております。
Illustratorおいしいネタ事典
こちらは解説本というより、アイデア集に近いです。
デザイナーのインプットにおすすめで、中級者以上であれば使えるデザインばかりだと思います。
ただ、前述の通り解説がメインではないので、Illustratorの知識がある程度ないと、再現できなかったりするので、そこは要注意です。
プロの現場で使われているIllustratorの「超速」テクニック
続いてはIllustratorの使いこなし、テクニックにフォーカスしたもの。
テクニック系の本は読んでおくと、作業の時短も可能ですし、パフォーマンスを上げるという点で非常に役立ちます。
ちなみにこの本は、Kindle Unlimitedという読み放題サービスで無料で読めます。
Kindle Unlimitedは、月額980円ですが、30日間の無料体験があるので、無料期間に解約すれば完全無料です。
他にも200万冊以上が読み放題なので、まだ利用したことない人は、利用しておくとお得ですよ!
スマホやパソコンで読めます。
Illustratorの独学での勉強法について
独学におすすめの本を紹介したところで、補足としてIllustratorの独学での勉強法についてアドバイス。
前提として、どんなスキルであれ習得するには「インプット→アウトプット」をひたすら繰り返すことが重要です。
Illustratorでいうと、ツールの操作やIllustratorでできることを知識としてインプットとし、それらを踏まえて実際に制作物を作ってアウトプットに繋げること。
Illustratorに関する書籍を読む
まず最初にぜひやって欲しいのが、Illustratorに関する書籍を読むこと。
Illustratorほどメジャーなツールであれば、情報はネットに山のようにありますが、バージョン別に操作方法は微妙に違いますし、それらを見分けながら情報収集するのは非効率すぎます。
本は知識を体系的にまとめてくれているので、最初のインプットとしては非常におすすめです。
ぜひ手にとってもらいたい1冊は、先程紹介した「デザインの学校 これからはじめる Illustratorの本」
Illustratorの関連書籍の中でも、非常に分かりやすい解説なので、最初の1冊としてはベストです。
Udemy(もしくはYouTube)で実践的な講座を受ける
次におすすめしたいのが、UdemyのIllustrator講座を受けること。
Udemyというのは、動画で学べるオンラインコースで、一つ一つの講座を買い切りで購入することができます。
価格も1つ数千円で安く、実際に動画を見ながら直感的に学ぶことができるので、おすすめ。
インプットとアウトプットを同時にできるので、初心者にはかなり効率よくスキルを習得することが可能です。
上記は実際にUdemyでIllustratorの講座を検索したものです。
「キャラクターを描いてオリジナルグッズを作ろう」といったものや、「ロゴやショップカードのデザイン」をする講座があり、実際に作りながら学べます。
また最近であればYouTubeにも沢山チュートリアルはあるので、そういったメディアを利用してみるのも手です!
クラウドソーシングで単発案件を受注
ある程度、Udemyなどで簡単な制作物が作れるようになったら、クラウドソーシングに登録して同じレベル感の仕事を受注しましょう。
というと、まだ学び始めたばかりだし…と言う方も多いですが、僕は初心者であっても積極的に実際の仕事を受けるべきだと思っています。
理由としては、実務が一番成長するから。この辺から脱初心者を目指して動き出しましょう。
ちなみにクラウドソーシングのデザイン制作の仕事で、名刺作成やロゴ制作といったものはコンペ形式のものが多いので、初心者でもかなりハードルが低いです。
先方が応募デザイン案の中から選んでくれるので、仕事におけるプレッシャーもほとんどないです。選ばれたらラッキーぐらいのテンションでも良いので、積極的に実務に関わるべき。
僕もフリーランスとして仕事をしているのでクラウドソーシングをよく使っていますが、おすすめはランサーズ。
初めて1ヶ月で9万円稼げたので、やりようによっては十分な収益も得られます。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
少しでも参考になりましたら幸いです。
Photoshopが学べるおすすめ本についても紹介していますので、興味のある方はそちらもぜひチェックしてみてくださいね!