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こんにちは、フリーランスデザイナーのサカモトです。
今回はデザイナーの必須ツール「Photoshop」のおすすめ本についてまとめていきます。
初心者はもちろん、上級者のレベルアップまで、それぞれのレベルに合わせて紹介していくので、ぜひ自分にあった本を選んで下さい!
Photoshopは本で独学できます
前提としてPhotoshopを習得するには実際にツールに触れて、作品を作ったりしながら習得する必要があるので、実践ありきです。
とはいえ、Photoshopに必要な知識、知っておかなければいけない情報は書籍を読むことで網羅できます。
個人的にはPhotoshopを独学で学ぶ上で、本が一番効率良く情報を得られるので、これからPhotoshopを使おうと思っている方は関連書籍を数冊購入して、徹底的にやりこめば十分でしょう。
有名ツールなので関連書籍は多い
Photoshopはデザイナーをはじめ、フォトグラファーやイラストレーターなどクリエイター職であれば馴染みのある人気ツールです。
全世界で使用されているツールなだけあって、関連書籍も多く出版されています。
試しにAmazonの本カテゴリでPhotoshopというキーワードを打ち込むと8,000冊以上も検索がヒット。
とはいえ、膨大な書籍量の中には既にバージョンが古いものも多数あります。
今回紹介しているのは最新バージョンに対応し、情報が新しいもので、初心者でも理解ができるものを中心にピックアップしており、良書ばかりです。
体系的に学習ができ学習効率も高くなる
本で勉強するメリットとして体系的に情報が整理されているので、学習効率が高くなるというのがあります。
仮にインターネットの情報を中心に独学で学ぶとすると、ネット上に散らばる無数の情報を都度調べて探す必要ができてきますが、本であれば不要です。
ちなみに書籍はネットで購入するほうが安く、特にKindleという電子書籍サービスはおすすめです。スマホやタブレット端末、PCから利用が可能。
そしてKindle Unlimitedというサービスを利用することで月額980円で対応書籍が読み放題になります。
Photoshopの関連書籍も多くあり、Kindle Unlimited自体も無料体験期間があるので、ぜひ合わせて利用することをおすすめします。
無料体験期間中に解約すれば0円でPhotoshop関連書籍が読み放題。
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【初心者向け】Photoshopおすすめ本
デザインの学校 これからはじめるPhotoshopの本
最初に紹介するのがこの「デザインの学校 これからはじめるPhotoshopの本」
本書は初心者をターゲットとしており、とにかく優しく丁寧な解説が特徴。
まだPhotoshopに一度も触ったことない人向けで、実践形式でPhotoshopの基礎部分を学ぶことができます。
最近、発売されたばかりで、操作も最新バージョンに沿っているので、これからPhotoshopを始めるならおすすめできる本です。
Photoshop しっかり入門
こちらも先程と同様のPhotoshop入門書籍。
実際に実践しながら学ぶというよりかは、体系的に詳しく解説されたものを読み進める形で、Photoshopを少しだけ軽く触ったことのある人におすすめ。(もちろん、初心者でも理解はできます)
写真なども豊富に使われていて、雰囲気でいうとどこか教科書チックな感じです。
駆け出しのデザイナーが、機能を確認するために持っておくといった、辞書的な役割も十分果たすでしょう。
ちなみに、Amazonではベストセラー1位を獲得しており、評価は高いです。
【中級者〜上級者向け】Photoshopおすすめ本
Photoshop 10年使える逆引き手帖
Photoshop関連の書籍の中でも有名な解説本。
Photoshopの機能を、基本的なところから応用まで網羅している数少ない本です。
ボリュームもかなりあり、Photoshop解説本を一冊持つとすれば間違いなくこれがおすすめ。
Photoshopをある程度触っている人も、意外と知らない機能はあるもので、本書ではかなり細かいテクニックまでしっかり載っているので、すでにデザイナーとしてキャリアのある人も満足できるんじゃないでしょうか。
Photoshopおいしいネタ事典
タイトルから分かる通り「ネタ辞典」となっており、いわばアイデア素材集のようなもの。
全部で103個のネタが収録されており、バリエーションも豊かです。
デザイン制作で行き詰まったときに、パラパラ読みたくなりますね。
実践的かつ魅力的なデザインばかりですが、一方で素材(ファイル)が一部収録されておらず、自らの手で再現する必要性があるので、初心者にはハードルが高いです。
あくまで中級者以上を対象に、おいしいネタをお探し中の方におすすめ。
超 Photoshop レタッチ&合成の秘訣 – 著名写真家や映画ポスターの表現を盗む
続いてはPhotoshopのレタッチ、合成に特化した本です。
Glyn Dewisという海外のフォトグラファー(レタッチャー)が書いた本を翻訳したものになっており、やや読みづらさはあるものの、現状Photoshopのレタッチについて詳しく学べるのはこの本くらいです。
レタッチの有名どころでPhotoshop レタッチ&合成の秘訣という本もあるのですが、こちらも書いている人は同じです。
ただ、内容が少し古くなっているので、これから購入するのであれば上記の超 Photoshop レタッチ&合成の秘訣 – 著名写真家や映画ポスターの表現を盗むがおすすめ。
Photoshopの独学のやり方
ここからは、完全な初心者が第一歩としてやるべき勉強法を紹介していきます。既に勉強している人にも助けになるとは思うのでチェックしてみて下さい!
まずは書籍でインプットしよう
制作ソフトの勉強はやはり本が1番体系的にまとまっており、役立ちます。
ある程度スキルがついてきても辞書的な役割を持つようになったりするので、まだ何も持っていないという方は一冊持っておくと良いです。
先程紹介した「Photoshop しっかり入門」という本は、Amazonでもベストセラーで初心者にもおすすめ。
Photoshopの基礎知識、レイヤーの基本操作や色調補正の基本など、とにかく丁寧で分かりやすい解説が魅力です。
まずはこの本から初めて見るというのも良いでしょう。
Photoshopを独学で学ぶならコラージュ作品がおすすめ
僕自身がPhotoshopを学ぶ上で役立ったのがコラージュ作品の制作。
Photoshopを最短で独学で使えるようになるには最適です。
コラージュ作品というのは様々な素材を組み合わせて作るアート作品で、写真の加工を得意とするPhotoshopの特性を最も活かした手法。
下記が主に使うツールですが、基本的なツールはもちろん、フィルターやブラシといった高度な表現にも触れます。
- 写真の切り抜き
- 明るさや色の調整
- フィルターやエフェクト
- ブラシを使った表現…etc
基本から応用まで、まとめて学べるのでコラージュ作品は間違いなくおすすめ。
実際に僕はデザイン専門学校に通っていたのですが、あらゆる勉強の中で最もコスパ良く学べたのがコラージュだと思っています。
この作品は僕が18歳の頃に作った作品で、モデルの写真を木と合成し、ブラシやテクスチャを組わせて作ったもの。
コラージュ作品の作り方
さて、続いてコラージュ作品の作り方について紹介します。
大きく以下の3ステップに従って手を進めれば出来るはずです。
いきなりアイデアが浮かんで手を動かせるのであれば問題ないですが、きっと難しいと思います。
最初にやって欲しいのがPinterestを使って、コラージュ作品を見ること。こんなの作ってみたいな、と思ったら保存しておきましょう。
ちなみに、実務でもPinterestでリサーチしてから入ることも多く、アイデアの収集癖は普段からつけておくと良いですよ。
なんとなくイメージが固まったら、必要な写真素材を集めましょう。なかなかイメージが出来ない場合は、Pinterestで見つけた作品を模倣するのも手です。
写真素材はUnsplashというサイトがおすすめ。無料のフリー素材が豊富です。
必要な素材が集まったら、実際に手を動かしていきましょう。
このときに恐らく、やりたい表現が分からないという壁にぶつかります。
ですが、今の時代ネットで解決できることがほとんど。例えばテキストエフェクトでレンガみたいにしたいなと思ったら「Photoshop レンガ 文字」とかで調べれば解決しますし、Google検索を使い倒しながら表現を覚えていきましょう。
書籍ベースの学習、Udemyの動画講座に飽きてきたらコラージュ作品にぜひ取り組んでみてください!
Photoshopのおすすめ本まとめ
まずはこちらの本からスタートするのがおすすめです!
無料体験期間中に解約すれば0円でPhotoshop関連書籍が読み放題。
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今回紹介したPhotoshopや、Illustratorなどデザイン製作ソフトをまだ持っていない方は、Adobe CCという定額プランで安く揃えることができます。