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こんにちは、フリーランスデザイナーの坂本です。
今回は、グラフィックデザイナーがいかに収入を多く得るかという話をしていきます。
転職サイトのDodaによると、グラフィックデザイナーの平均年収は355万円といわれており、生涯賃金にしておよそ1億6435万円。
日本の平均年収が440万円なので、全体からみてもやや低いといったところです。
出版業界が縮小している以上、グラフィックデザイナーにも影響は多少あるでしょうし、何かしらのアクションをしなければ、現状維持で終わってします。
ぜひ、この記事を参考にして頂ければと思います。
デザイナーが収入を増やすロードマップ
収入には労働の対価として受け取る収入と、それ以外の収入に分類できます。
最初に労働収入を最大化させた上で、労働以外の収入源を作っていくことがベストです。
労働収入の最大化を図る
収入を得る上でスタートとなるのが「労働収入」
会社員やアルバイト、自営業の人もそうでしょう。
まずは、この労働収入をいかに最大化させるかについて。
転職する
日本では「3年は同じ会社で働かなければならない」といった時代錯誤の思い込みをしている人が非常に多いです。
終身雇用制度も崩壊し、会社は従来のように個人を守ってくれませんし、そのように他人の顔色を伺っても無駄でしかありません。
今の収入に満足していない、環境に不満があるという方は積極的に転職を狙ったほうが良いです。
同じ仕事内容でも、下請けの制作会社ではなく、企業のインハウスデザイナーになるだけでも、収入は一気に上がりますし、環境を変えるだけでも大きく変わります。
転職は時間もかかりますし、自分に合った企業を探すのも大変なので、企業探しや連絡等々やってくれるレバテックキャリアという転職エージェントを利用することをおすすめします。
【登録必須】現役デザイナーがおすすめする転職サイト・エージェント6選
スキルアップをする
転職する上でも大事なのがスキルアップです。
デザインのスキルを引き上げることも大事ですが、ぜひやって欲しいのがスキルの掛け合わせです。
例えば、「デザイン×マーケティング」や「デザイン×営業(営業資料作ったりとか)」といった、別のものと掛け合わせること。
デザインのスキルはデザイナーをやってる時点で一定あるでしょうし、短期的に大きく成長することはあまり期待できません。(未経験の新卒とかなら別ですが)
やはり未経験のものを、0から1にする方が大きくスキルアップができます。
また、スキルの掛け合わせのメリットとして、ちゃんと評価されやすいというのもありますね。
デザインの制作会社でデザインができるのは当たり前ですから、マーケティングや営業、カメラマンができるとかでも、希少性が出てます。どちらにせよ市場価値は上がるでしょう。
こうしたスキルアップを行った上で、転職するのも効果的ですし、今の会社で人事評価の際に「積極的にスキルアップを目指していて、こんなことができます」と伝えることも可能です。
デザイナーのスキルアップって何がある?身につければ転職にも有利に働く
副業する(労働収入型)
副業ブームと言われている昨今ですから、間違いなく副業はした方が良いです。
特にデザイナー需要は副業でも結構あるので、他の会社を手伝う、プロジェクト単位のクラウドソーシングなんかはベストです。
上記の2つのサイトは、デザイナー向けの求人が多いので登録しておきましょう。(僕もフリーランスなので、よく利用しています)
労働収入以外の収入をつくる
労働収入は、基本的に自分の時間に対して報酬が支払われます。
一日は24時間しかありませんし、時間の切り売りでは限界があります。
そこで、労働収入以外の収入を作るのが次にやるべきこと。
情報発信
最初におすすめしたいのが、情報発信。
具体的には、ブログやYouTube、各種SNSですね。
僕自身も18歳の頃からブログを始めており、社会人1年目の時は、本業とブログ収入で調子の良いときは、月に70~80万ありました。
【体験談】スタートアップ(ベンチャー)企業で新卒未経験で就職した話
人の役に立つものならどんなものでも良いです。
情報発信をすればアフィリエイトなどで収益化(マネタイズ)もできますし、新しい仕事にも繋がります。
投資
最後に紹介するのが投資。
収入を得る上で、とても大事な事だというのは多くの人が理解しているんじゃないでしょうか。
一方で、必要なのは分かっているが、これまで後回しにしてきたという人も多いはず。
ぜひこの機会に投資にもチャレンジすべきです。
レバレッジをかけたFXなどに手を付けずに、あくまで投資に徹すれば、大きな経験にもなります。(ギャンブル感覚ではダメですよ)
かくゆう僕も20歳の頃から投資信託で3000円からスタートとしています。
- LINE証券(1株3000円以下で買える)
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まとめ
以上がグラフィックデザイナーが収入を増やすためにやるべきことです。
グラフィックデザイナーに限らずとも当てはまることですが、大枠はこのようなロードマップで進めていくと良いでしょう。
今の自分にできそうなことを確認して、もう一度その部分を読み返してアクションを起こすことが大事です。