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こんにちは、サカモトです。
今回はフリーランス3年目の僕がやっている節税対策について解説します。
手元に残るお金を増やすためにもぜひとも参考にして頂ければ幸いです。
フリーランスの僕がやっている節税対策
徹底的な経費計上
まず前提ですが、フリーランスの税金は所得に対してかかります。
所得=収入-経費+控除額
つまり節税対策とは、この経費と控除額をいかに漏れなく申告するかという話です。
さて、まず節税対策としてやっておきたいのが経費計上。
当たり前すぎて軽視されがちですが、本当にきっちり経費は計上すべきです。
例えば、自宅で仕事をしている方は家賃や光熱費も経費として一部を計上することができます。
とはいえ、家賃や光熱費は100%が事業のためではないと思うので、「家事按分(かじあんぶん)」という事業で使用している比率を割り出して申告する必要があります。
僕は家賃は仕事場として使っている面積の割合を出して、その分だけ申告しています。
この経費の話になると、どこまでを経費とするかという話が出てきます。
事業に関係しているなら計上しても良いですが、フリーランスだとグレーなものも出てきます。
個人的にこの判断は「後ろめたい気持ちがあるならやめとけ」という方針で意思決定しています。
万が一、税務署に聞かれた際に納得感のある答えが出せなければそれは経費として認められない可能性が高いので、無理やり経費にしようとするのは辞めたほうが良いです。
青色申告
青色申告とは通常の「確定申告書B」と「青色申告決算書」を提出することで、65万円の控除を受けることができるというもの。
また、事前にその年の3月15日までに「青色申告承認申請書」と「開業届」を税務署に提出する必要があります。
なんだか難しく聞こえますが、会計ソフトを使うことで誰でもかんたんに書類を作成できますのでご安心を。
先程の経費計上も普段からコツコツやっていれば楽なので、まだ会計ソフトを導入していない方はぜひ導入して見てください。会計ソフト代もちゃんと経費になりますよ!
フリーランスなら必須
ふるさと納税
これはフリーランスに限らずに全人類がやるべきだと思っているのですが、「ふるさと納税」はしっかり活用しましょう。
おすすめはトイレットペーパーやティッシュなどの日用品です。
ふるさと納税ビギナーは食品系を選びがちですが、特にお肉なんかは当たり外れが激しいので無難に日用品のセットを選ぶのがおすすめ。
僕は「ティッシュ、トイレットペーパー、洗濯用洗剤」を毎年選んでいますが、量が多いので1年間は買わずに済みます。
個人型確定拠出年金(iDeCo)
フリーランスのための年金制度であるiDeCoは、掛け金が全額控除になる制度です。
毎月の積立金を投資信託で運用して、その運用益も非課税になります。
個人事業主…月額6.8万円
会社員…月額2.3万円(企業型DCのない会社)
またこの掛け金もフリーランスだと月6.8万(年額81.6万)まで設定できるので、活用すると税金がかなり安くなります。
もちろん満額にする必要はなく、月5000円から設定可能なので無理のない範囲で積み立てておくと、資産形成にもなりますし一石二鳥です。
デメリットとしては年金なので受け取りが原則60歳以降になること。
僕は現在24歳なのですがiDeCoは満額では積みてておらず、次に紹介する小規模共済とつみたてNISAを満額で積み立てています。
今はメインで自分の事業への投資にまわしているので、30代になったらiDeCoは満額にしようかなと考えたりしていますね。
iDeCoと同じく挙げられる「つみたてNISA」は受取時に運用益が非課税になるだけで、掛け金は控除されません。
フリーランスはまずiDeCoを最優先に考えると良いです。
小規模企業共済
最後に紹介するのが小規模事業共済。
先程のiDeCoより自由度の高い制度で、退職金や生活資金の積み立ててとして利用できるもの。
解約もいつでもできますし、こちらも掛け金が全額控除です。
僕は掛け金が控除される貯金のようなイメージで積み立てています。
また、事業者向けに低金利の貸付制度もあるので資金がショートしそうなときは助けてもらえますよ。
デメリットは納付月が12カ月未満の場合は掛け捨てになってしまうこと。
加えて掛金納付月数が240ヵ月(20年未満)の場合は元本割れとなるリスクがあることです。
つまり、すぐにやめちゃうと損をするというものですね。
必ず余剰資金でやるようにしましょう。
フリーランス向けの5つの節税対策
フリーランスの節税対策はとりあえず、この5つをやっておけば大丈夫です。
- 徹底的な経費計上
- 青色申告
- ふるさと納税
- 個人型確定拠出年金(iDeCo)
- 小規模企業共済
以上、参考になりましたら幸いです。