佐藤オオキの「問題解決ラボ」に学ぶアイデアの話

Business

佐藤オオキさんというデザイナーの方の問題解決ラボという本を読みました。

2015年の本なのですが、改めて「アイデア」はどのようにして生まれるか、いわばデザイナー視点での問題解決の仕方が書かれています。


著者の佐藤オオキさんについて

ここで軽く佐藤オオキさんについてですが、デザイン業界ではかなり有名な方。

nendoという会社の代表をされており、プロダクトデザイン、インテリアデザイン、グラフィックデザイン、さらには建築など仕事の幅はかなり広いです。

僕もデザイン学生をしていた頃はとにかく憧れでした。

国内外問わず、世界でも活躍しており、400以上のプロジェクトを進行するというマルチタスクの極み。これについては400のプロジェクトを同時に進める佐藤オオキのスピード仕事術という本で語られています。

すごいよね。

さてさて、ここから本書で個人的になるほどと思ったポイントをまとめてみます。

「スキマ」を埋めていく

アイデアというと、斬新かつ誰も思いつかないようなものを思いつかなければならないというイメージの方も多いです。

それだと、突飛なアイデア。つまり、誰にも必要とされていないものを作ってしまう可能性があります。

“「誰もみたことがないもの」は、「誰も求めていないもの」と紙一重。 理想は「本来はそこにあるはずなのに、なぜかない」ものを「補充する」くらいの感覚です。”

佐藤オオキさんは常にありそうなのにない、といったスキマを意識しているよう。

例えば、分かりやすいプロダクトでいうと、PCメガネや消せるボールペンですね。

身近な物でも立ち止まって、なんでこの機能がないんだろう?と思ったら、それは埋めるべきアイデアが隠れている可能性大です。

「どう見られているか」と「どう見られたいか」

ブランド戦略にまつわる話。

佐藤オオキさんはクライアントの中には自社がどう見られているか、どう見られたいかを把握していない事があるそう。

まずは現状の自分の姿を提示し、そこからどう見られたいかに繋げる。

こういうステップを踏むことで、相手のイメージを形として落とし込むことができる上、把握してなかったが故におこる失敗も防げます。

今回はブランドが例でしたが、個人レベルで落とし込んでみても発見がありそうですね。

まとめ

このようなひらめきのヒントが数多く収録されています。

デザイナーはもちろん、企業でデザインに携わる方にも読んで欲しい一冊。