デザイナーに向いている人の5つの特徴とよくある誤解

こんにちは、普段はフリーランスデザイナーとして仕事をしています坂本です。

今回はこれからデザイナーになりたいと思ってはいるが、実際どんな人が向いているのか?という疑問についてお答えしていきます。

デザイナーに向いている人の特徴

観察力がある人(細かい所によく気付く)

最初にあげたいのが観察力。

デザイナーはどんな業界であれ、細やかさが求められる仕事です。

色やテキストなど様々な要素がある中、小さなミスにきちんと気付けるかというのも大事かなと思います。

また、デザイナーであればアイデアを出すことも仕事の一つですが、こればかりは普段から色んなものをインプットしておく必要があります。

そこでも観察力が重要で、電車の中吊り広告やお店の看板…日常に溢れるアイデアの種を見つけるための助けになるでしょう。

ちなみにデザイナーになると、より小さな所が気になるようになるので、チラシの文字サイズがやたら気になったり、商店街のポスターの配色が気持ち悪く感じたりする職業病が発生します…。笑

観察力の磨き方

ここで少し観察力の磨き方についてアドバイスですが、おすすめなのがデッサンです。

デッサンとは、目の前のモチーフを写実的に観察しながら描くことで、美大の試験でも必須。

観察力はかなり付きますし、上達が目に見えて分かるので、取り組んでみると意外と楽しみながらできますよ。

初心者におすすめな本は「鉛筆デッサン基本の「き」 やさしく、楽しく、デッサンを始めよう」

成長意欲、向上心がある人

どんな仕事でもやはり成長意欲は大事ですが、デザインのような常日頃、流行や新しい技術が目まぐるしく変わる仕事は特に大事です。

デザインの仕事を続けていると、だんだん自分の中で決まったフォーマットで同じようなデザインを使い回しするようになったり、新しいツールが出ても、「今のツールで満足してるから」と中々手を出さなくなったり。

自分をアップデートしていく、という気持ちがなければ時代に取り残されてしまいます。

このあたりは市場価値にも影響するところで、例えば写真の知識があるデザイナーとそうでないデザイナーとの差は同じキャリア年数であっても、年収や仕事の内容で大きく差が出てきます。

僕自身も、デザイン×マーケティングという掛け合わせで、周りの人との差別化を図ったりしました。

【体験談】スタートアップ(ベンチャー)企業で新卒未経験で就職した話

地道な仕事をコツコツできる人

学生であれば華やかな広告業界なんかに憧れを持ったりしがちですが、実際は地道な泥臭い仕事がほとんどです。

デザイナーの仕事は最終的な制作物が実績として残るので、周囲からの見栄えは良いのですが、裏では大量のボツ案や、納期との闘いがあったりと結構シビアな世界。

ほぼ完成間近でクライアントの一言で、アイデア出しからやり直しになる鬼のような展開もなくはないです。

そんな地道な仕事をコツコツ積み上げることのできる人が、デザイナーとしてはかなり素質があるかなと思います。

コミュニケーション能力の高い人

デザインの仕事は一人で完結することはありません。

必ずクライアントを始めとする関係者がいて、決定権もディレクターが持つことになります。

そこで自分のデザインのプレゼンをする必要があるのですが、これはコミュニケーション能力があればある程有利です。

事前に資料を作れば良いので、コミュニケーションが苦手な人も対策はできるのですが、質問への回答など上手く答えられるのがやはり理想。

僕自身もあまり得意な方ではないので、コミュニケーション能力の高い人が羨ましいなと思っていたところです。

余談なのですが、加えてロジカルシンキング(論理的思考能力)があると良いです。物事を説明するのに論理的に、組み立てて説明すると受け取り側も理解早いですし、何より納得感が強くなります。

既存のルールに縛られない人

語弊がありそうなので加えていうと、「既存のルールに縛られない柔軟な発想ができる人」です。

アイデアが斬新であれば高く評価されることもあるので、既存のルールや型に当てはめすぎない人は向いていると思います。

しかし注意しておきたいのが、デザイナーはアーティストではないということ。

デザイナーの仕事は「問題解決」です。

問題解決をするためのアイデアとして奇抜なのは良いですが、奇抜なアイデアが先行して問題解決が後回しになると、それはデザインではなくアートの領域です。

この辺りの話は下記記事で解説していますので興味のある方はチェックしてみて下さい。

デザインを学ぶメリットを解説します【あらゆるものに活かせます】

よくあるデザイナーとしての間違った認識

絵が上手くなければならない

世間一般で意外と多いのが、デザイナー=絵が上手くなければならないという話。

そもそもデザイナーとイラストレーターの違いさえも混同されがちですが、デザイナーは基本的にイラストを描きません。

イラストレーターに発注した絵の上に、テキストや別の要素をレイアウトしたりする仕事はよくありますが、自らイラスト描くのは珍しい稀なケース。

ただ、もともとイラストを描くのが好きで、そのままデザイナーになった人は多いです。

先程挙げた、観察力という点では、絵が上手いとアドバンテージになるかなと思います。

手先が器用でなければいけない

業種にもよりますが、手先の器用さはあまり関係ないです。

僕自身も不器用で、折り紙すらまともに折れませんが、Web上のツールを使って仕事をするのでマウスさえ使えれば全く関係ありません。

ただ、パッケージ系のデザインなどは、一旦イメージとしてアナログで作るみたいな仕事も中にはあるので、そのような業種は器用だと良いですね。

美術系の学校であれば、制作物をパネルに印刷して貼り付けるなど、図工的な要素がちらほらあるので、最初めちゃくちゃ苦戦します。(僕の体験談です)

【補足】色弱・色盲だとデザイナーになれないのか

たまに色が多くの人と見え方が違う方がいます。

色弱、色盲といったりしますが、そういった方も中にはデザイナーとして普通に仕事をされています。

当事者ではないので、あくまで聞いた話なのですが、苦労はするが何とかそれなりに仕事はできるようです。

もちろん、どの程度のレベルかにもよりますが、基本的に色はツール上で数値化されます。

感覚的な要素だけではないので、なんとか乗り越えられるのかなと。

【まとめ】結局やってみなければ分からない

ここまで読んで「自分にはデザイナーが向いているのだろうか…」と再び心配になる方もいそうですが、結局のところやってみなければ分かりません。

ここで僕があげているのも、ほんの一例に過ぎませんし、今回挙げた特徴を全て自分が満たしているかと言われれば、恐らく出来ていないでしょう。

デザイナーに向いているかどうかで決めるのではなく、やりたいかやりたくないかで決めても良いんじゃないでしょうか。

僕はデザイナーとしてのキャリアを目指して、気づいたらマーケターになっていたり、順風満帆ではありません。

長い目で見て、チャレンジしたいならするのが1番だと思います。

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