こんにちは、坂本です。
今回はブログにおける構成案の作り方を解説します。
僕は個人ブログだけでなく、企業でアフィリエイトサイトの運営をやっていたこともあり、今回紹介する構成案の作り方で20万PVを記録。
ぜひ活用して下さい。
ブログの構成案について

構成案について簡単に概要をお話します。
構成案というのは、実際にブログの記事執筆に入る前に大まかに記事の流れを決めること。
具体的には以下の3つを決めます。
- タイトル(H1)
- 見出し(H2~H3)
- ディスクリプション(記事の説明文)
ブログの構成案を作るべき理由
構成案を作る最大の理由がSEO対策です。
SEOで大切な要素として「きちんとキーワードが盛り込まれているか」「ユーザーが離脱しにくい記事になっているか」といったものがあり、構成案なしでは中々これらを満たすことは難しいです。
また、事前に大まかな方向性が見えていることで、内容をあれこれ考える必要がないのでライティング作業もあっという間に終わります。
ブログの構成案を作る前の準備
さて実際に構成案を作っていきたいところですが、まず事前準備として「キーワード選定」が必要です。
必ずキーワードを決めた上で構成案の作成に入って下さい。
ブログ記事構成の作り方① 検索意図の理解

競合サイトの分析で理解する
まずやるべきことは競合サイトの分析です。
自分が狙うキーワードで検索をし、実際に上位表示されている競合サイトの要素を洗い出します。
このとき大切なのが「検索意図の把握」です。
例えば「ダイエット 痩せる」というキーワードがあった場合に、運動で痩せたいのか、食事制限で痩せたいのかという読者の様々なニーズが隠れています。
マーケティングではこれらを顕在ニーズ、潜在ニーズと呼びます。

実際に上位サイトが扱っているのは、どの検索意図なのか。
また、それらの意図に対してどのような解決策を提示しているのかを把握することを目標にしてください。
- 上位サイトを参考にユーザーの検索意図を理解しよう
- どんな悩みを抱えているか、それらの解決策を決めよう
実際の僕の構成案
アウトプット例として僕の構成案をお見せします。
僕はGoogleのスプレッドシートにキーワードとそれぞれの検索意図を書いています。

今回の例だと狙うキーワードは「ブログ ジャンル 決まらない」
読者のニーズとして顕在化しているのが、ジャンルの選び方を知りたいというもの。
その上で、おすすめのジャンルもあれば知りたいな、という潜在的なニーズも満たす記事を書くことにしました。
ブログ記事構成の作り方② 記事の見出しを作る
検索意図、解決策が分かったら見出しを作っていきます。
見出しは基本、H2、H3の2つ。
いわゆる大見出しと小見出しですね。
場合によってはH4も作っても良いですが、階層構造が複雑化すると読みづらいため、H3までに留めることを推奨。
H2見出しは主張
まず記事の大きな骨組みとなるH2見出しを埋めていきます。

基本的にH2 見出しは一番伝えたい主張を書きます。
理想はこれだけを読んでも、書いてある内容が大まかに理解できるレベルです。
ポイントとして、「顕在ニーズを満たして、潜在ニーズに答えるという流れにする」ことが大切。

H3見出しは理由や根拠
H2が主張に対して、H3はその理由や根拠を書きます。

ここの裏付けがしっかり書けていれば、説得力も生まれますし、商品を紹介した際にも購入率(CVR)に良い影響を与えます。
ブログ記事構成の作り方③ 記事タイトルを設定しよう

検索意図や解決策のイメージがついたら、タイトルを書きます。
タイトルはこれらが満たさせれていればOKです。
- 狙うキーワードを入れること
- 28〜32文字以内におさめること
Googleの検索結果に表示される文章量には限りがあるため、タイトルはあまり長くならないように簡潔にしましょう。
目安として28~32文字ぐらいなら綺麗に収まりますが、難しいケースもあるため、多少の増減は許容範囲です。
補足 ディスクリプションもしっかり埋める

検索結果ではタイトルだけでなく、下に記事の要約文が表示されています。
これをメタディスクリプションと呼ぶのですが、こちらもタイトル同様に検索結果に表示されるので、しっかり記入しておきましょう。
ブログテーマにもよりますが、基本的に記事を書く編集画面の一番下に入力できるようになっています。
文字数の目安は100文字以内。
記事をクリックする前に、どんな内容が書かれているか知れるように完結に分かりやすく書きましょう。
あとは見出しに沿って記事を書くだけ
以上が構成案の作り方になります。
このあとは実際にライティングの作業へ入ってもらってOK。
大まかな構成があるため、非常に書きやすいはず。
SEO的にも良い構成になっているはずなので、あとはしっかり内容を充実させていきましょう!